早朝のニューグランドホテル本館、宿泊者の特権クラシックホテルをひとりツアー。部屋から見えた動くガンダムの思い出[宿泊記]

チェックインした前日は、まさかのご婚礼が5組も組まれていたお日柄の良い日。
たくさんの人出に加え、宴が終わっても本館の大階段やロビーは、結婚式のアルバム撮影で撮影クルーたちに夜まで占拠されていました。

そのため本館のクラシックホテルならではの見どころを見学する機会はついに訪れず。。。

早めのディナーのおかげで夜はさっさと就寝。翌日早起きして本館も含め散策しにいきたいと思います。

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早朝のホテルロビー

朝7時前に部屋を出てひとり散策開始です。
新館の宿泊なので、まずは同じ新館にある現在のホテルロビーへ。

誰もいなくてちょっと感動の空間。ライトアップもいつもどおり。なんだか昨日の人混みが嘘のよう。。。
あまりうろちょろすると、スタッフが気を利かせてやってきそうなので軽く見てから本館へ向かいます。

早朝の本館

ホテルニューグランドは、1927年開業時そのままの本館と、現在のロビーやホテル施設が集まる新館に分かれています。

横浜市認定歴史的建造物、近代化産業遺産(経済産業省)に認定されています。

降っていた雨も夜更けには止み、濡れた景色に快晴の朝日が眩しい!

本館 ロビー

昨日は結婚式のため立ち入り禁止だったロビー。朝は誰もいない貸切状態でした。

誰もいないロビーで椅子に座って一休み。それにしても光があふれる本館は気持ちよい!朝日が差し込むこの時間帯はおすすめの時間かもしれない。

なぜなら、天井まで光がさしこむのでいつもなら見過ごしそうなレリーフもくっきり。大理石の柱とのカラーコントラストも美しい。

本館 大階段

ニューグランドホテル本館の象徴、大階段。
昨日は花嫁・花婿さんが撮影されていたためきちんと見ることができなかったけど、早朝はひとり貸切鑑賞です♡

早朝の光差し込む王道のアングルはこんな感じ。

実は昨日、せっかくなので花嫁さんを撮影するプロカメラマンをじっと観察。大階段を舞台にして様々な位置(場所)から、カメラの角度も変えながらモデル撮影していたのを参考に、そのアングルをちょっと真似っこしてみました。

人がいるところでは絶定できないけど、私しかいないからやってみた跪いたローアングル。
天井の白いレリーフがより映り込んでラグジュアリー感が増したクラシカルぶり。昨日はこの階段中央に花嫁さんが座っていたんですね〜。・・いい!

このアングルも素敵だった。(奥にモデルが見つめ合う)

反対側から見るとこんな感じ。このアングルもカメラマンの真似っこ。朝は一番光が差し込むから従来のイメージからすると全体的にかなり爽やかめ。

朝8時近くなるとクリーンスタッフの方々がお掃除を始められました。独り占めの見学はそれまでに済ますのがおすすめです。

外にでてみる

スカッと晴れた快晴なのもあると思うけど、朝の方が素敵!

こちらは、かつてのホテルエントランス。NYみたいだね。

THE CAFEも日中と夜とでは印象がガラリと変わってます。

山下公園から

横断歩道を渡り、向かいの山下公園も足を伸ばしてみました。

公園内からホテル方面を望むと、本館のホテル看板もくっきり。よくパンフレットとかで使われるアングルはここだったのか。


奥に見えるのは、動く等身大ガンダムが設置されてるガンダムファクトリー。港湾のロケーションが良く似合います。一通り歩いてみたけど公園内は虫が多くてちょっとうんざりしてしまった。そろそろ帰ります。。。

ガンダムファクトリー

コロナ禍真っ只中の2020年12月にオープンした原寸大の動くガンダムが展示されている「ガンダムファクトリー」。

15階の部屋からはガンダムファクトリーも視界に入ります。

アニメ界隈だけでなく実務レベルのロボット業界を含めたビックプロジェクトで、2014年から始動。・・きっと東京オリンピックにあたりに合わせて完成を予定していたのかなあ?と思うと胸が苦しいです。

動くといっても、アニメのようにキビキビ動くわけでなく、ロボット工学的との折り合い、重力or無重力での違いなど諸々の矛盾とか、アニメ設定通りのパーツでは動かすのが難しいところがあったり、いろいろ苦労があったそうです。

なぜそんなに詳しいかというと・・

コロナ禍に流行ったオンラインツアーなるものが、ガンダムファクトリーにもあり実は参加していました。(参加時のスクショタイムの画像)
一般不可のメンテナンス専用エリアに潜入したり、動くガンダムを非公開のアングルから見たり、プロジェクトチーム解説付きで堪能しました。

愛と情熱と造像力に、現実的な知見と理論で語られていたのが印象的でした。

ただ高所恐怖症の私は、ハマ風が吹く上階デッキからの中継を見ただけで恐怖・・。絶対登って見学するのは無理と悟りました。飛行機だったら大丈夫なのにな〜。

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