青き川のせせらぎを聴きながら温泉に。部屋で!貸切で!大浴場で!塩の湯温泉 蓮月[宿泊記]

蓮月の滞在では、やっぱり温泉がとても良かったのです。

塩の湯温泉は、山間の奥地にひっそりとある温泉郷かつ施設の周りには他の建物が見えない環境、ほぼ360°自然に囲まれた中での湯治は、雑音も多い東京で暮らす人間にはとっても新鮮でした。

ここの温泉の種類はは3つ。広い大浴場、いつでもはいれる貸切温泉、そしてお部屋のお風呂です。

大浴場

大浴場は、露天風呂あり、寝湯あり、シルキーバスありの、さらに岩盤浴(とサウナ)まであるちょっとしたスーパー温泉並み。

泉質をじっくり楽しむというより、入浴自体を楽しむ感じのお風呂です。

3つの貸切温泉

そして予約不要で、空いてたらいつでも入れる貸切温泉が3つあります。そばを通る時に空いてたらラッキーという感じで気軽に入っていました。

なぜならば、館内で温泉から見る風景がここが一番綺麗なのです。

廊下から見える電光板で空室状況は簡単にチェック。

3つあるけど泉質は全く一緒で、違いは湯船の材質と景色の違いだけ。

家族で入れるような一番広い石造の湯。

正直いうと客室にも温泉が通っているため、それほど貸切温泉に魅力を感じることは少ないけど、やっぱり開放的で風もよく通るので、顔にあたる風はひんやりして気持ちよいものでした。

この木桶のような檜の湯が一番お気に入り。この風景の開放感もたまらない。

不思議と青く発光するような鹿股川の上流を見ながらの湯治は神秘的です。なので夜より朝や日中を狙っていました。

貸切温泉にはアメニティがないので持参マストだったのが残念でした。

温泉あがりのお楽しみ

湯上がり処には、氷系の棒アイスが無料で開いてありました。こちら朝だけ置いてあるメニューが変わります。

朝、湯上がりどころに寄ってみたら・・

栃木で有名な関東・栃木 レモン牛乳のお仲間「イチゴ牛乳」が!うーん、一番人気のレモンじゃなかったのが残念・・。

これが無料で振る舞われているのが驚きです。無果汁の乳飲料なのでちょっと子供時代を思い出す懐かしい味。

と、残念に思っていたところ、朝食後に見かけたらレモンverがしっかり補充されていました。やった!

なんといっても客室の温泉

広いお風呂や風景の素敵な温泉があっても、やっぱりお部屋の温泉が最高です!


誰もまだ入っていない「まっさらな温泉」がやっぱり一番最高。
湯量も豊富だし好みの温度に調節できます。多少熱くても水で薄めたくないから、湯かきをしたり窓を全開にして冷ましていました。なんてったって源泉は61°Cで湧くアチアチ系です。

さっきもらってきたレモン牛乳を飲みながら温泉に入ったり、冷蔵庫からビールを取り出して呑みながら温泉の背徳気分を存分に味わう♡これは部屋の温泉ならではだな〜。

風呂桶から床、小物・鏡の窓枠にいたるまで木製で揃えられているのも温泉気分を損なわず気分が贅沢。部屋にもアメニティ類はしっかり揃っています。

イチ客室の脱衣所に温泉成分表があることにびっくり。