2020年7月に宿泊してまいりました。
料亭旅館とあるので、お料理の評判も高い旅館です。
また、大小たくさん個室があるので宿泊者以外の会食も見受けられました。地元でも料亭として利用されているようです。
料亭旅館と冠をつけるだけあって、満足できた夕食・朝食でした。
時代とともに旅館のスタイルを変えながら
食事中に女将がご挨拶がてら、料亭旅館としてのお話しをされていました。
八ツ三館は幕末から続く旅館で、昔は旅の拠点や旅の途中の宿泊所として賑わっていました。
しかし鉄道(今の高山本線)ができることになったときに、お客様が電車で通り過ぎ、利用されなくなるという危機感があったそうです。
そこで料理に力を入れ、料亭としても利用してもらえるよう運営していく事になったそうです。時代とともに価値を高めながら今に至るのですね。
浴衣を着て個室でゆったり食事
襖で仕切られた個室です。エアコンとベルがあるので快適。初夏の飛騨食材を使った会席です。
飛騨とらふぐ。海のない岐阜県の飛騨の山の中でとらふぐを養殖していて年中食べれます!
天然の鮎。大好きなので尻尾だけ残して丸ごと食べました。
飛騨牛のミニステーキ
飛騨の日本酒。キリッと冷やしたのが美味しい季節です。
朝食は羽釜炊きごはん!
岐阜の旅館朝食にかかせない朴葉味噌。蟹爪と野菜の蒸し物もあってなかなか豪華でした。
朝食はごはんがカマド炊きのため、ちょうど良い炊き上がりになるよう前夜に時間を決めてあります。時間通りに炊き上げてくれています。美味しかった!