飛行機でスーツケースの破損。過去2回ともグローブトロッターだった

海外旅行でスーツケースが壊れた経験

今までに過去2回、飛行機に預けたスーツケースが破損して帰ってきたことがあります。

両方とも帰国便。おかげで日本の保険手続きが楽なのと、運べなくても宅配便で自宅に届けられたので不幸中の幸いでした。

ほんと海外空港でのスーツケースの取り扱いは雑なんだなあ・・と。

1回目は30インチ、2回目は18インチトロリー、両方ともグローブトロッター(globe trotter)だったのでした。

グローブ・トロッターのスーツケース

一人旅をするようになってからは「スーツケースの条件は自分の力の範囲でハンドリングできる事」と思っています。

重いスーツケースが海外の交通機関の移動に困難であったり、エレベーターやエスカレーターが全然なくて泣きそうになったり・・・だからスーツケースは軽いのが一番だと思ってます。

そこで軽くて何といってもときめくデザイン。可愛くないお値段だったけど頑張って手に入れたのがグローブ・トロッターでした。

グローブ・トロッターのトラベルケースは、1850 年代にイギリスで発明された「ヴァルカン・ファイバー」という、特殊紙を何層にも重ねてコーティングした素材で作られています。

アルミよりも軽く、革よりも丈夫。

ヴァルカン・ファイバーは 19 世紀の最先端素材でした。

グローブ・トロッター公式HPより https://jp.globe-trotter.com/craftsmanship/

大きさ違いで黒色の30インチの「大」とトロリー付きの「小」の2つ持っていました。

GLOBE TROTTER 30inch、壊れる

1回目 エールフランス

まずは一人旅でイタリア&フランスから帰国したエールフランス便、成田空港。

30インチはこのようなデザイン。上部ハンドルを持って引いて転がすタイプのスーツケースです。取手は引き出せません。高さが80cmあり容量66リットル、4.5kg。容積のわりに軽いと思います。

こちらが成田のターンテーブルでは上部ハンドルが行方不明の状態で戻ってきました・・・。

ヨーロッパからの帰りなので、中には化粧品・食材がお土産で多めに入っていたとはいえ、超過料金なし制限内の重さのはずです。

航空会社責任での修理

すぐにエールフランスのbaggage claimカウンターで書類を書いてもらい、保険会社の連絡先を教えてもらいました。このままでは重たくて運ぶこともできないので宅急便で送ります。空港の宅配カウンターまでなんとか運びました。

帰宅後、保険会社に連絡すると「保険会社の指定業者に送る」か、「自力で修理業者へ持ち込み事後精算」のどちらかになるそうです。

ただし指定業者の場合は必ずしも純正パーツでの対応が確約できないとのこと。それではせっかくのグローブトロッターが悲しすぎます。自分で修理を手配することを選びました。

現在は修理サービスのルートがきちんとアナウンス&整備されているグローブトロッターですが、破損当時は会社の代表に電話して段取りを教えてもらいました。自宅から一番近かった東京青山のヴァルカナイズロンドンの店舗に持ち込み、修理可能か見てからという段取りでした。

来店し、ショップスタッフに見てもらうと「珍しい壊れ方」とのことでした。預けて2ヶ月ほどで修理が完了の連絡があり、代金は15,000円ほどだったと思います。もちろん保険も無事におりました。

GLOBE TROTTER 18inch、壊れる

2回目 タイ国際航空/プライオリティタグ付き

バンコクからの帰国、タイ国際航空便。しかもビジネスクラス搭乗だったのでプライオリティタグがしっかり付いていたスーツケースでした。なのに・・

壊れたのは引き出すハンドルで雑に扱ったみたいで、コの字型のハンドルパーツがすっぽ抜けた状態でした。今回はパーツも残っていましたが、シルバーカラーの部品が本体に申し訳なさそうに添えられてなかなか判りやすい無残さ

それがターンテーブル上で人々の注目を集めちゃうんですよね。ずっと行く末を他の乗客に見守られていたような気がします。

baggage claimカウンターに行くと、今回の破損は引き出すハンドル部分のため飛行機会社の免責にあたるそうです・・・。ただ任意の海外旅行保険で修理は可能ということで必要書類を作ってもらいました。

クレジットカード付帯保険で修理

海外旅行保険はいつもクレジットカードの自動付帯で済ませていたため、保険利用可能カードの中から一番保険が手厚かったAMEXのカードデスクに連絡して対応してもらう事にしました。

こちらは、「一度状態を見て、修理方法を事前連絡。了承後修理にとりかかる」とのこと。

一番心配なのは、純正パーツ以外のもので仕上げられる事でした。電話でもそこを伝えたところ「それも見てみないとわからない」という事で恐る恐るお預けしました。

しばらくすると修理内容の方針の確認連絡があり、純正パーツ(グローブトロッター)での修理可能とのこと。また、自己負担金は数千円(たしか2-3,000円ほど)になるとのことでした。純正修理の対応にほっとしました。

 こちらが修理の後のもの。純正修理で引手パーツを全部取り替えてくれたようです。

壊れやすいのか?

私の経験からすると確実に壊れやすいと言わざるを得ません。

今までもっていたスーツケースの中でGLOBE TROTTERだけが壊れています。ちなみに他にはRIMOWAとゼロハリバートン、日本のACEのスーツケースを持っていました。

預け入れ荷物にはしてはいけない

特に今回のハンドル周りやロック部分はでっぱりが多く、当たりやすかったり機械に巻き込まれやすいのかもしれません。30インチなんか機械に巻き込まれたとしか思えない。

それから車輪が華奢で、自分でコロコロ転がしていく使い方は不便なんです。やっぱりあれは車で荷物を運ぶお金持ちのスーツケース。しかし劣化しにくい素材使いとバルカンファイバーや角の革当てビスなどはすり減りにも強くとても丈夫だと思います。

あとTSAロックに対応できていないので預け入れてアメリカ方面には持っていけない・・。

レンタルで確かめてから購入したかった

しかし買ってしまったら最後、自分の旅のスタイルに合わなかったらダメージが大きすぎます。

一度旅に連れ出してから判断できたらベストだけど買ってしまったらそういうわけにはいかない。是非レンタルして試してみるというのもアリかと思います。

そう思う理由の一つに、トロリー(車輪)が旅のスタイルに合うかも重要。元々富裕層のスーツケース、そういう方のスーツケース移動はDOOR to DOORのハイヤー移動など。なのでグローブトロッター全般においてトロリー部分は小さく機能性はありません。荷物の入ったスーツケースは、屋外の道では引いて歩くのがとても重く音もうるさいです。ガンガン歩いて移動したい人には不向きだと思いました。

私は最初にレンタルしたかった。

特に荷物をつめてからの車輪の質は確かめてほしいところ。できればアスファルトで。

グローブトロッターを試せるレンタルショップは少なく、さらにスーツケース専門店でないと細かい見落としが不安です。ここならスーツケース専門店でグローブトロッターがレンタルできます。

おすすめするなら小型タイプ

機内持ち込みする分なら雑な扱いを受けなくて済むし、軽くて丈夫です。汚れもある程度ならこなれた印象になります。

おすすめするなら小型のタイプかな思います。トロリー部分の問題も荷物の重さは許容範囲かなと。

後日談

湿気に弱いGLOBE TROTTER

その後、せっかく修理した30インチの大型トランクですが処分してしまいました・・。

新築のマンションに入居していた頃です。壁はコンクリート打ちっぱなしの部屋。

30インチのスーツケースはクローゼットの奥にしまっていました。ある日、使おうと思って取り出してみたら、中のクロス部分には無残にも茶色っぽいシミが全体にポツポツと・・・なんと茶カビがはえてしまていました。

どうやら新築マンションの建物に使用したコンクリートは、数年間かけて乾燥するとのこと。・・ということは入居してからずっと湿気が高い状態になっていました。そのためしまい込む期間が長かった大型の30インチは気づいた時はカビだらけになってしまった泣。(レザージャケットもカビだらけに。とほほ)

これはレアケースかもしれないけど、どのみち湿気の多い日本だと防ぎきれなかったかもしれないないなと泣く泣く処分。思いがけないウィークポイントでした。

18インチのほうは国内旅行などに扱いやすい容量のため出番が多く、ちょこちょこ使用していたため大丈夫で今でも愛用しています。しかし日本の多湿な気候では注意がこれからも必要かもです。