猛暑のコンクリートジャングルから脱出したくて・・現実逃避したくて秩父方面にプチトリップ。
途中、秩父神社へ参拝したり。
山深くまで車を走らせ、日本武尊(やまとたけるのみこと)の時代から続く由緒ある三峰神社を参拝したり、秩父の自然とパワースポットを堪能しつつ本日の宿へ向かいます。
柴原温泉 かやの家
素朴な自然が豊かな場所で、周辺には民家以外何もないようなところにポツンとある宿「かやの家」。
どっしりと大きな日本家屋。敷地もお屋敷もかなり広い感じ。
そしてこの提灯!こちらは「日本秘湯を守る会」の宿です。もちろん温泉は超楽しみにしています。
ちなみに「かやの家」では今のところ主要宿泊予約サイト(じゃらんとか)では取り扱ってはいません。
公式HPか日本秘湯を守る会のHPのみWEB予約できるみたいです。
旅行サイトの掲載がなくなかなか正直な口コミをチェックしずらいけど、agodaに宿泊者の正直な口コミや点数が集計されてて一番参考になるかも。
榧の木
「かやの家」なので、館内はふんだんに榧(かや)の木が使われているそうです。この共有スペースのリノベーションは新しめで、隅々まで木の爽やかさがあり気持ち良い。
もちろん、温泉の浴槽も榧の木で作られていて、看板も「榧の木風呂」。
歴史ある旅館にありがちな置物、今ではなかなか見かけなくなった小熊の剥製。手編みのピンクの手袋はめられてた。かわいい笑
こっちには、ワイルドなベンチカバーも。なんか恐れ多くて座れない。
客室へと案内してもらいましたが、途中から本館→別棟へと棟を移動。しかしあきらかにガクンと古さが目立ち始めます。どうやら今回の客室はリノベーションが追いついてない棟にあるらしい。
客室 嶺
長い廊下の一番先、角部屋の客室「嶺」へ。
確かに昔ながらの和室で古い。
だけど広々としていて窓から見える自然の景色も心地よいし、角部屋だから窮屈さもなく。客室のエアコンも強力で猛暑でも安心でした。
布団はあらかじめセットされてて、以後誰かが客室に立ち入ることもなかったです。
宿のファイルにMAPがありました。
①トイレ付 ②バス/トイレ付 ③和洋室 の3タイプの客室があり、私たちは①トイレ付を選びました。
それ以外のお部屋は、現地での雰囲気やWEB掲載写真で見るにリノベーションされてる新しそうな客室っぽいです。古い和室が苦手なら②③がオススメかもです。
ちなみにうちの客室「嶺」、温泉に行くのが一番遠く階段もあるので地味にツラめ笑
お茶&お菓子セットもありました。
ここ「嶺」の部屋専用の宿泊ノート。
バックナンバーも置いてありました。歴代の宿泊客が残していったメッセージは胸熱です。なかなかの文豪っぷりを発揮されている方もいらっしゃって読み応えがありました。
大浴場にはほぼタオルなどの備品がないので、部屋から持っていきます。
食事
食事は個室のお食事どころに移動します。
私たちはなぜか1階の客室でもある「あじさい」が食事会場でした。本来客室でもあるので個室内にテレビ(使用してないけど)やお手洗いがあるのが気楽でした。
夕食
予約するとき、夕食に関してプランがいくつか用意されていました。といっても食事内容ではなくてドリンクプランを選ぶ感じです。私たちは冷酒地酒きき酒付プランを予約しています。
前菜は山草を中心とした小鉢、わらび煮が嬉しい。大きめの器は新じゃがのすり流し。
大量のきざみのりの下には冷たいそばがき。下のは巻き湯葉です。
おしのぎの山菜おこわとお吸い物。いったんお腹がこなれてありがたい!
乾杯のビールがなくなった頃に、予約していた冷酒地酒きき酒セットが到着。3種×2人前なので全部で6種も試せてしまいました。鮎の塩焼きとの相性はたまりません。
夏野菜の冷やし鉢と、ジュレの下にはトマトのコンポート。
ローストビーフの和風ソース。このくらいの量でちょうどいいのよ・・。
すごくかわいい!山里の天ぷら。
〆は、舞茸の卵とじ雑炊がたっぷりと。お漬物と一緒に。
全体的にお皿数も多くてボリュームたっぷり。お味は上品なんだけど、どこかホッとする日常感もあってすごく優しいかった。
こういうのでいいんだよ!
デザートは、アイスとフルーツの盛り合わせ。
なんと、お夜食もいただきました。
朝食
朝食も同じ場所で。
朝食は、夕食に比べてシンプル。
そこまでおかずが多くないから、いつもの旅館の朝食をイメージすると物足りないかも。イメージとしてしっかりお昼にはお腹が空く量です。
たっぷりと豪快な手作り湯豆腐がお気に入り!