マルタ島の帰国の搭乗記です。(2020年当時)
マルタとの日本には直行便はなく、かつ日本の地方都市在住(当時)だと、マルタ島のは移動、特に帰りの乗り継ぎが悪くてほんとうに時間がかかりました。その時間、空港〜空港の移動だけで40時間ほど。
マルタ国際空港
マルタ島の空港は国際空港とはいえ、日本の国内線みたいな規模感でした。ショップもレストランもちょっとあるくらいでした。空港でショッピングとか免税店は期待しちゃダメです。
行きの搭乗機はこちら↓
マルタ空港ラウンジ LA VALETTE
成田空港まではビジネスクラスなのでラウンジを使えました。
マイレージプログラム上級会員やファースト&ビジネスクラス乗客が利用できるラウンジは、ここだけ。各航空会社共用のものがひとつだけあります。
搭乗手続きのカウンターで、入場チケットをもらいました。
中はとっても広く、ゆったりしていて開放的です。
外のテラス席があったので早速行って見ました。テラスの柵がガラス製で外がよく見渡せます。飛行機はもちろん滑走路もすぐそばのよく見える空港好きにはたまらない珍しい光景でちょっと興奮する!
ただし、欧州でよく見るテラス好きな方々で満席です・・。残念。
逆に室内はとても空いてて快適。
ホットミールもあったり、軽く食べるには十分です。でもこれからビジクラ機内食もでるので二人で軽く味見程度に留めておきました。ちなみにアルコール類は豊富です。
滞在中、たーくさん飲んだマルタのビール CISK。ここで呑み納めです。
しばらくすると、あれほど満席だったテラス席も一気にガラッと空きました。みんな同じ便だったのかな・・?テレビでは、ちょうど日本の巨大ひな祭りが紹介がされていました。
QR384 マルタ→ドーハ
搭乗手続きが始まり、搭乗ゲートからバスに乗って沖留めの機体に向かいます。
途中、マルタエアラインの機体に接近。欧州の空港からマルタエアラインにのる旅ルートも考えてみましたが、カタール航空のビジネスクラスのほうがコスパは圧倒的でした。
カタール航空のビジネスクラス搭乗者は、これまでの搭乗は全ての乗客の一番最後に案内されました。ここらへんは日本のエアラインとは逆です。
行きと同じようなシートです。欧州サイズなので日本人女性には夢のような広さです。足を伸ばせるのがほんと幸せ。
ウェルカムドリンクはここまで全てこのロゼのシャンパン。絶対ロゼなのです。
空から見たマルタ島は、はちみつ色の建物と緑の自然のツートーンのナチュラルカラー。マルタでは石づくりの遺跡や街並みをたくさん見ました。空から見てもマルタらしい景色だなと思いました。
機内食(夕食)
時間的には機内食は夕食になります。
ものすごい色の前菜のサラダがやってきました。花に見立てた盛り合わせです。こんな鮮やかさは着色料で間違いなさそう。
マルタの食べ物は輸入に頼っている割合が高いので、海鮮以外はフレッシュさを保つのがきっと大変なんだと思います。
隣の主人を見たら、巨大なスープ皿にすごい色の豆スープが!
メインはハンバーグステーキでした。日本人には巨大すぎるハンバーグで、ソースの風味がちょっと微妙かな?この一皿で満足してしまいパンも手付かずで残してしまいました。デザートもパスです。
夜も更けてきてちょっとうとうと気味です。
QR384||ビジネスクラス|マルタ 16:05 → ドーハ 23:05
ドーハ国際空港
ドーハでは約3時間の乗り継ぎ時間があります。
アル ムルジャン ビジネスクラス ラウンジ
行きはもっと長い4時間もの乗り継ぎ(待ち)時間だったけど、時間を感じさせなかったのはドーハのビジネスラウンジのおかげ。(詳しくは行きの搭乗記で紹介しています)
今回もまずラウンジのシャワーでさっぱりさせてもらいました。
ラウンジのレストランでサラダや前菜を少しもらいました。さっきの機内食よりここのラウンジの方が繊細で好みです笑
仮眠室もあったけど、深夜の時間帯だし「油断して寝過ごし乗り遅れ」なんて絶対イヤなので、仮眠はせずにリラクゼーションチェアのあるフロアでまったりと待つことにしました。
QR806 ドーハ→成田
眠たいけど搭乗時はウキウキ。
愛しの2席並びのQsuite、圧迫感がなくてペア旅には激しくお勧めしたい!特にベッド状態の時は広いしナチュラルな寝返りもできてしまうため機内だということを忘れてしまいます。
今回も進行方向に対して後ろ向きのシート位置。肋骨にヒビが入っている状態(全治1ヶ月の2週間目)だけど、揺れや衝撃は全く問題ありませんでした。
夜も遅く眠気がおそってきたので、フルーツとシャンパンだけもらって夕食の機内食はパスしました。
機内食 2回目(計3回目)
2回目の機内食は、日本時間だと昼過ぎくらい。
白身魚のグリルをチョイス。カタール航空は時折中東特有の謎味なものがでてくるけど、これはトマトベースの馴染みの味で美味しかったです。
中東のスイーツは甘すぎてちょっと苦手です。今回もデザートはスイーツ類はパスして味に間違いがないフレッシュフルーツの盛り合わせにしました。
帰りの便は深夜便なので食事後はすぐ機内の照明が落とされます。私もほぼうとうとしたり寝たり横になって過ごしました。
ああ、Qsuiteのシートももう乗り納め。また乗れる時がきたらいいなあ。
QR806|ビジネスクラス|ドーハ 01:55 → 成田 17:45
成田空港到着、まだ続く帰宅の途
ようやく成田到着しましたが、まだ旅は終わっていません。なんてったって最終目的地は名古屋ですから。
すでに成田-名古屋の最終便(といっても1日2本)はとっくに出発済み。色んな選択肢があったなか決めたのは、今夜はエアポートホテルに宿泊して翌朝フライトすることにしています。まだまだ旅は続く・・。
ホテルマイステイズプレミア成田に宿泊
送迎バスに乗ってホテルへ到着しました。機内食でお腹はもういっぱいなので、早々に就寝しました。ようやくベッドでぐっすり休めます。
このホテルにしたのはホテル朝食マニアな主人のセレクトです。このあたりでお手軽な宿泊費の割に朝食の評判がとても良いのだそうです。
ブッフェでの朝食を早めにすませてチェックアウト。送迎バスに揺られ再び成田空港へ。
JAL3083 成田→セントレア
国内線はエコノミー席の予約です。
JALのチェックインカウンターで、当時はまだプラス1000円の追加で座れるクラスJのシートに空きがあったのでアップグレードしました。1時間ちょっとのフライトなので贅沢な気もしますが、JALのJGC修行的にはお値段以上のポイントアップがあるのです。
JALサクララウンジ
さらには、今回の航空券がマルタ〜名古屋までのひと続きになっているので、私たちのランク(修行中の平会員&国内線エコノミー)では使えないと思っていたJAL国内線サクララウンジも使えるとのこと!
前のフライトが国際線ビジネスクラスであれば国内線のラウンジアクセスが可能なんだそうです。間にホテル泊をまたいでいても問題ないそうです。
まあ成田空港のJAL国内線サクララウンジはウワサ通り地味だった・・。国際線のラウンジのまばゆさと比べてはいけない。いけない。
でもしっかり朝ビール。
さすがに3回目の離着陸は体に堪える・・。
JAL3083|クラスJ|成田 10:25 → 中部国際空港 11:40
ここまで空港から空港まで40時間ちかく。
セントレア空港からはスーツケースを宅配(クレジットカード特典)に出し少しでも身軽になって、なんとか自宅まで辿り着きました。移動開始から自宅へ到着するにまで丸2日かかるような大移動の旅。帰国してから数日は体がつらかったな〜