マルタ島の旅行記です。
悩んだマルタ島のホテル選び
このマルタ島の旅行の目的はJAL JGC修行。
ポイントを稼ぐため欧州へビジネスクラスで行くことが真の目的です。
JGC取得までのポイントの約半分を一気に稼げる、欧州ビジクラの破壊力!
エアーとホテルをバラバラで購入するよりかなり格安なセール商品を見つけ、今回は旅行代理店手配のエアー&ホテル(のみのフリーツアー)で申し込みをしました。
旅行代理店でのホテル取り扱いは大規模ホテルが多く、それほど選択肢もなかったのですが、ホテル選びは結構ぎりぎりまで迷いました。
迷ったのはホテルの立地です。
世界遺産・歴史地区 ヴァレッタにするか・・
リゾートエリアのスリーマ&St.ジュリアンにするのか。
小さい島なので街の移動は基本的にバスで、お互いの街まで30分ちょっとくらいの距離。
歴史地区は趣があって観光地で少し暮らしづらい「田舎」みたな感じ。
リゾート地区は賑やかでブランドホテル建ち並びショッピングも飲食店もたくさんある「繁華街」みたいな感じ。どっちにしようかなあ。
夫婦間の考えも別で、田舎派の主人と繁華街派の私。運任せでくじで決めました。
グランドホテル エクセシオール
で、歴史地区にあるホテルで唯一選ぶことのできた「グランドホテル エクセシオール」に決めました。一応、5★で122室ある大規模ホテルです。結果的に、出発は2月でリゾートという時期でもないし歴史地区でもまあいいかな。
クラッシックスタイルの老舗ホテルです。
グランドホテル エクセシオール Grand Hotel Excelsior Malta|INFO
マルタ島バレッタ
世界遺産ヴァレッタシティゲートまで徒歩10分
マルタ島に来たら、きっと誰もが訪れるであろうヴァレッタのゲートまで徒歩10分という立地がこのホテルのいいところ。
徒歩用のホテルゲート。
しかし、海沿いに立つホテルから、城壁の一番高いところにあるヴァレッタシティゲートまでは、ひたすら階段と坂をのぼるので健脚でないとキツいかも。
ホテル自体も坂道の途中に立つホテルです。
車用のゲート。
その徒歩用のホテルゲートからホテルを望むと全体が見渡せます。かなりの高低差があります。ただキツい高低差はここだけにあらず。
ヴァレッタ自体が坂道だらけの街ですから。
ヴァレッタの散策は体力勝負。
平坦な道のほうが少なく、何気ない路地裏にも素敵な景色がたくさんあるため、宝物探しのようについ夢中で散策してしまいます。その分ホテルに帰ってきたらどっと疲れが押し寄せる日々を過ごし、ホテルではひたすら眠るだけだったかも。
エントランス
エントランスにやたらと出没する猫ちゃんがいました。とても人に慣れてる「なつき猫」。
チェックインしたホテルの印象はクラシカル。良い意味でも悪い意味でもひと昔前のゴージャスさがありました。
重厚感があるロビー。
古さはあるけどスケールは広いし館内に清潔感があふれています。もしかしたらもう少し上の年代の方には好まれる感じかもしれないなと感じたり。
デラックスルーム
旅行代理店に特にリクエストしていなかったので、一番スタンダードなガーデンビューのお部屋。
ロビーの古めのデザインを見ていたから、部屋もどちらかというとマイナスイメージを想像してたけど、置いてあるものはしっかりした良いもので、メンテナンスが行き届いた良い雰囲気のお部屋。
なにより広くて明るくて、設備も十分。かなり過ごしやすかったです。さすが五つ星。
海外ホテルのチェックインだとパスポートを必ず提出するから、生年月日も知られることになり、何もリクエストしていないのに関わらずサプライズが!
誕生日が近かった主人へ、バースデープレートとカードを後ほど数人のホテルスタッフが部屋まで持ってきてくれました!嬉しいね。
朝食
朝食は高層階のレストランでブッフェになります。
広くてビーチに面した大きな窓からの眺めが良いレストラン。
5日間滞在しましたが、結局メニューが変わることがなかったブッフェでした。特筆すべき何かはないけど朝食として十分かな。
マルタ島自体、水産物とわずかな農作物以外の食べ物は、ほぼ輸入に頼っています。フレッシュなものは少なかったり加工食品などが多いのは、ホテルレストランに限らず島全体の食文化の印象です。あと、スーパーの食品売り場はほぼ輸入品で割高でした。
そう考えるとホテルのブッフェはわりと贅沢にとりそろえていたのかなと後々感じました。
レストランに、謎の銅鑼(どら)
毎朝通っていたレストランの入り口に大きな銅鑼が飾ってあるのに気づきました。
最初は旧正月近くということもあり(旧正月の国々へのアピールかな?)と思っていたけど、なぜか多いホテル内の漢字表記、・・これは・・・!?と思って調べてみたら、なんと最近チャイナ系企業に買収されたとか・・・。とほほ。
ただ、私が泊まった2020年時点では、宿泊客はほぼ欧州の方々。アジア系は私たち以外おそらく見かけてもいないかも。
もしかしたら今後、大陸の団体が押し寄せてしまうホテルになっているかもしれません・・。
ヴァレッタのサンセット鑑賞
ホテルの立地を活かして天気の良い時の夕方は、エリアで一番標高が高いヴァレッタの城壁で、夕陽を眺めるお散歩が日課でした。
かなり遠くまでマルタ島が見渡せます。さすが前線(城壁)。
ここから、ホテルも見渡せました。中央あたりの湯気を出している建物。
ここらへんは、観光だったり政府官省やオフィスがある場所なので夕方以降は閑散とします。車も人通りも少なく夜はとっても静かな場所。
夜はレストランも少なくなり観光地価格になるのは否めないかも。夕食はセントジュリアンの方が美味しかったし適正価格だったな〜。
でも、夜は静かに過ごす雰囲気が好きだったらヴァレッタに滞在するのもよいかもです。