静岡市に引っ越してから初めて知ったのがとろろ汁がこのあたりの名物だってこと。
静岡県は海・海鮮というイメージが強いし繁華街はリーズナブルで美味しいお刺身であふれてる!だから山のものが名物というのはあまりピンとこなかった。
がしかし、海も近ければ山も近いのがここ静岡、山の方の美味しいもの「とろろ汁」を食べにいってきました。
渓月
渓月は、JR静岡駅から車で約20分ほどの距離だけど、後半は山道をひたすら登り、何もなさに不安すら覚える場所にお店はポツンとあります。公共交通機関で向かうのはできなくはないけど難しそう。
駐車中には車がたくさん。県外ナンバーも多かった。高速道路からのアクセスも良いから車なら案外行きやすいのかもしれない

古くて大きい民家のようなお店です。小川が流れているので赤い橋を渡ります。

2時間半しか営業しておりません。

この日は週末の11:30だったけど、すでに食材が終了したようで受付は終了済み。
予約しといて良かった〜!

メニューは定食1品のみ!
数量限定の「揚げとろろ」はまだあったので追加注文しました。
(このときより現在は値上げしてしまってます。以下カッコ内は現在の値段)

店の中はとても広く想像以上のお客さんだらけ。いくつか部屋があり。私たちは2階の大広間の座敷に案内されました。

年季入ってます。窓の外は田舎の大自然。

「とろろ定食 1500円(1600円)」
どんぶり入りのたっぷりのとろろにびっくり。ご飯とお蕎麦で味わいます。

こちらは主人が注文した「とろろ定食 大盛り 1870円(1990円)」
上から見たら量に差はなさそうにみえるけど、器が深いのに変わってるから超大量。ここまでくると「ごはんは飲み物です」状態のたっぷりさ。

「揚げとろろ 500円(600円相当)」
2人用にお皿を分けてくれました。磯辺揚げ風のサクフワで香ばしい。味変になっていい感じ。

お蕎麦も手打ちなのかなかなか侮れないですよ。
静岡人にとろろのおすすめを聞くと真っ先に渓月の名前が上がる人気と地元評価の高いお店です。
ただし特に週末は電話予約が必須です。私たちは当日の朝に予約が取れました。
丸子・一松園
予約したりがっつり準備しないといけない渓月よりも、気楽にとろろ汁を食べたい時のお店ならこちらも良い感じ。
静岡駅から車で15分くらいで交通的にも便利な立地にあります。

昔の風情もかすかに残る宿場町跡にあるのが一松園。
かつて東海道の宿場町「丸子」。
その時代に名物だったのがとろろ汁だったそうで、江戸時代には十返舎一九「東海道中膝栗毛」で弥次さん喜多さんがとろろを食べる話で更に有名になりました。静岡市の名物料理というのはこれが由来のようです。
十返舎一九といえば、NHK大河ドラマ「べらぼう」では井上芳雄さんが演じてましたねえ。

松尾芭蕉も句を詠む美味しさか。

こちらも中は広くどうやら160席もあるらしい。立派な古民家です。
こちらは予約なしでも立ち寄れる気軽さがあります。

「丸子 1650円」それにプラスして「あげとろ 800円」を追加して2人でシェアしました。
一番ベーシックな定食で、10種類ほどランク違いのセットメニューがありました。5000円オーバーのものまであります。
とろろといえば麦入りご飯だよね〜。

あげとろは揚げたてでお醤油がじゅっと染みて最高。

こちらのとろろはねばりが強くて卵の風味が濃い印象です。

一松園のとなりには同じとろろの有名店で丁子屋があります。
こっちは歌川広重「東海道五拾三次」の版画にも描かれたという歴史のあるとろろ汁屋。なのでいつも行列が絶えません。時折大型バスが駐車していたりするので団体ツアーの立ち寄り先みたいで結構騒がしいのです。
一度は行ってみたいのですが、いつも混んでいてなかなか伺うことができません。



























