飛騨牛や清流鮎の夕食に朴葉みその朝食、体に優しくも満腹に。飛騨高山 蕪水亭[宿泊記]

宿泊中の蕪水亭での食事は、個室のお食事処に移動します。

私たちが利用したのは、玄関に入ってすぐのロビーの奥にありました。

この時期はまだ外食は自粛傾向で、この日の夕食は宿泊者だけでした。

とっても広い空間の奥にポツンと二人席があったときはとんでもないソーシャルディスタンスに笑ってしまいました。

日頃のお手入れと適度のリノベーションで、中は開放感と清潔感のある気持ちの良い空間。昔の立派な梁や柱は趣があり重厚感があり、広い空間の中にいてももの寂しさは感じませんでした。

中は襖で細かく仕切られていますが、すべて取り払うとかなりの大広間になりそうなスペースでした。

選べる飛騨牛の夕食

予約したのは地元の飛騨牛を石焼き・しゃぶしゃぶ・すき焼きの3種より選ぶプランでした。予約時に私たちはしゃぶしゃぶを選びました。

まずは前菜を食べながら、お肉の到着を待ちます。飛騨の薬膳料理でミネラルが豊富だそう。左は鱧です。

じゅんさいと、さっきまで近所で泳いでいただろう鮎のお刺身。貴重です!

鮎の定番料理、塩焼きもでてきました。

日本酒の呑み比べを注文しました。旅館の食事は呑み比べがあればだいたい注文します。(帰りに好きな日本酒をお土産に買って帰るのが好き)

歩いてすぐの場所にある二つの酒蔵、白真弓と蓬莱のものでした。

しゃぶしゃぶ到着

若女将がしゃぶしゃぶを持ってきてくれました。

写真だと迫力が半減してしまうのですが、奥のカセットコンロの大きさと比べるとかなりの大皿にもりもりに盛られています!大量のお肉にびっくり!地味に野菜の量もヤバいです。

ちなみに写真に写ってるこの飛騨牛は1人1皿です。(2人だと2皿)

私にとってこの量は贅沢すぎてキャパオーバー!最後のほうは感謝しつつ意地で食べきりました。

しめのごはんやデザートまでも薬膳の考えが行き届いたものでした。

味付けや調理方法が良いのはもちろんですが、使い食材が口に入って体のためになる滋養の濃度が高いものばかりで、このような食事だとサプリメントいらずだなあ。

昼食・夕食のみの利用もできるそうですよ。

料理旅館 蕪水亭
[住所]岐阜県飛騨市古川町向町3-8-1
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朝食、朴葉みそと白いごはん

前夜、もう一口も食べれない・・・。と思ったのに、朝になると朝ごはんが楽しみになるのがほんと不思議です。

昨夜はもう暗かった窓の景色は、宿泊客室と同じ向かいのお寺が見える景色です。緑が多く美しい景色の切り取り。

さあ、元祖・朴葉味噌をいただきます。二人分は2枚の朴葉を重ねてあぶります。

周りがほんのり焦げてきたら火から下ろします。

朝食御前。飛騨地方はずっしりとした豆腐づくりも名産、おでんがいい食べ応えです。

そして、白ごはんに朴葉味噌。朴葉味噌は元祖だけありシンプルな味付けでした。

岐阜県の朝食としていろんな旅館で朴葉味噌を食べてきましたが、工夫を凝らしたものが多く旅館の個性がそれぞれありました。しかし元祖はやはりベーシックなのです。

ちょっと焦げたお味噌のご飯のお供、よくぞ考えてくれました!白いご飯が進みます!するっと入ってしまう己の体を呪いつつ・・。

この朴葉味噌はお土産として購入することもできます。また岐阜県のふるさと納税でも手に入ります。

家庭では炭火のかわりにフライパンを使えば気軽だそうです。

今日は動いてカロリーを消費せねば・・・。