飛行機を利用した2泊3日旅はやっぱりせわしない。どうしても3日間のうち2日は飛行機含む移動時間管理に追われてしまう・・。
なので貴重な2日目は、時間も予定も曖昧にしたのんびりドライブ。
24時間営業中の桜島カーフェリーも利用して、目指すのは本日の宿泊地「霧島温泉郷」へ!
桜島フェリー
車に乗ったまま乗船待ちの車列に並びます。あっけないほどさくさく進みました。料金支払いは全て桜島港らしく、市内側では乗るだけでした。

自動車(車長〜4m+運転手1名分付き)/ 1700円 | 別途大人1名追加 / 250円
桜島到着まで15分しかないので急いでデッキまで上がります。離岸の瞬間は心が躍るので大好き!

入れ違いに次のフェリーがやってきました。このあとも続々とすれ違います。休日だとなんと全112便の運行だそうです。

だんだんと近づく桜島。

車にさっさと戻って準備しないと周囲の車に迷惑をかけてしまうからデッキにいられたのもほんの束の間。車で下船後、ゲートまで走らせ料金を支払いました。
月讀神社
フェリーターミナルから徒歩で来ている方も多かった「月讀(つきよみ)神社」。
ガイドにもパワースポットとして紹介されていることが多かったところ。

思ったより小さな社です。

神社内にある展望台まで上がると鹿児島市内が一望できます。

桜島の高台にあるので徒歩だとひたすら階段を登って向かいます。
でも登った先の鳥居越しにフェリーが見えるこの風景は素晴らしい!
これがパワースポットと呼ばれる所以かな。特に帰るときは鳥居をくぐり階段を降りるのが、海に戻るかのようなロケーションでした。

御朱印もいただきましたが、書き置きのみということです。
桜島を見る
フェリー乗り場の近所にある「まずはここへ行け!」的な紹介をされていた桜島ビジターセンターという観光案内も兼ねているようなところへ行ったのですが、早々に出立。
閉ざされた室内で火山についての歴史・知識を紹介するような感じは団体様向きかな。(そろそろ運営のアップデートも必要でないかと、個人的に)
その後、ルート沿いにいくつか桜島関係の展望台があったので寄ってみました。
湯之平展望所

一番メジャーで、一般人が入ることの出来る最高地点(標高373m、4合目あたり)の展望台の湯之平展望所。間近なので山肌が結構荒々しいです。
バスなどで続々と人が入れ替わり立ち替わり。外国人も多かったな。
有村溶岩展望所

どちらかというとこちらの方が、個人的に桜島のイメージにより近くて見応えがあった有村溶岩展望所。先ほどの場所から山を中心に90度位ぐるりと回り込んだ裏側です。こちらは火山灰で覆われた桜島の風景が見れました。
溶岩原の上につくられた遊歩道を散策。週末なのに誰もいない貸切状態だったのが贅沢でした。

活動中の火口も見れ、噴煙が風向きで風景がころころ変わります。活火山なんだなあと実感。
黒神埋没鳥居

1914年の大正大噴火で埋没した神社の鳥居がそのまま残されている黒神埋没鳥居。当時の噴火規模が実感できる名所です。どこかのお宅の庭先かと思うくらい小さい神社。

そんな激狭の名所へ、ひっきりなしに観光バスが!
滞在中、続々と人が降りてきてはガイドが5分ほど説明をして去っていく団体さん(多国籍)が3集団ほど。
黒酢畑へ
桜島を抜け、日本の黒酢発祥といわれる霧島市福山町エリアへ。
黒酢ガーデン壺畑

老舗の坂元醸造が経営する黒酢アンテナショップへ。


モダンで新しいアンテナショップにはレストランも併設されていて本当はランチを食べたかったけど、1時間以上の待ち時間が発生していて断念。週末は予約必須らしいですね。

レストランには入れなかったけど、ショップ内にドリンク試飲とドレッシングの試食が振舞われていました。
ビネガードリンクやドレッシングなどのお土産用っぽい加工品が豊富でした。
数年熟成されたプレミアム品などもあるなか、メイン商品は東京のスーパーでも見かけるこの黒酢。ちなみに鹿児島市内のスーパーで売られているほうが安く買えます。

広大な敷地に昔ながらの壺造りでつくられる黒酢。ちょっと圧巻です。