角上楼をチェックアウトして、渥美半島の最先端を目指し足を伸ばしてみました。
伊良湖岬灯台
先端には伊良湖岬灯台があります。先端にり広く海を見渡せる景色と遊歩道が整備されているので、何やら「ロマンチックな灯台」などという甘めな宣伝文句で観光スポットとなっているようです。
角上楼からは車ですぐ着くのですが、先端までは車で乗り入れることはできないので。駐車場からは徒歩で向かいます。
海岸線をなぞる遊歩道でなく、地図上ではショートカットで向かえるように見えた「渥美サイクリングロード」という道から行ってみました。
渥美サイクリングロードを歩く
高台にあるので海はかなり下のほうにあります。車のこない山道という感じです。
途中、車も通れる道路に切り替わりました。途中、海上保安庁のクローズドの施設にうっかり行ってしまったのであわてて引き返します。道中に案内めいたものがまったくなく、海も見えず不安になる・・。
しばらくするとようやく案内板が出てきました。ここから分岐し、海方面へ下るようです。
下り道を進むと、素朴で急勾配な狭い石階段があらわれてきました。まわりには人間の背丈ほどある草木が生い茂り行く先も見えません。
本当にこの道(階段)で合っているのか。不安を抱きつつ両手で草木をかき分け進むと、白い灯台が見えてきた!
このルートは、ほぼ手入れされていない状態のようで、海岸線に美しく整備された遊歩道とのギャップが激しすぎます。
ワイルドに手でかき分けて進み突然灯台が見えてくる様子は、都会住みの私にとっては、映画かアニメにでてくるような感じでちょっとしたアトラクション気分でした。
しかしこの日は強風で波も高く、うっかりするとしぶきを浴びそうな天気。風で体が持っていかれそう。どちらかというと早く立ち去りたい・・
弱気になってたら、ちょっと寄ろけた瞬間に強風に煽られ転倒。膝を強打&手に擦り傷。壊れなかったのが幸いだけど持ってたカメラの四隅が傷ついた。泣きたい・・。全然ロマンチックじゃない。
ただ遊歩道は綺麗に整備されていて、強風じゃなかったらいい景色の良い散歩道かもね。
「幸せの鐘」
事前の観光案内に、やたらとロマンチックとか書いてあったのは、きっとこの存在があったからだと思う。「幸せの鐘」という恋人の聖地的なスポット。
鐘を鳴らすための紐が強風に煽られている。
桂由美先生のお名前が。
恋人の聖地的な定番アイテム、錠前。
錠前に取り囲まれた真ん中には・・
四つ葉のクローバー
四つ葉のクローバーだらけ。この岬で見つかった株が発祥だそうで。
面白いくらいに四つ葉のクローバーしかないのです!中には五つ葉のクローバーもちらほら。たまにここからクローバーを大量に摘み取ってメルカリなどに出品する悪い輩もいるそうです。
幸運と金運を願って思い出だけ持って帰りました。