名古屋のちょっとかわいいご当地ものをノリタケの森でみつけた

JR名古屋駅からちょっと歩くとある陶磁器の「ノリタケ」の本社。日本の近代産業をささえた名古屋を代表する老舗の企業です。(名古屋のふるさと納税の返礼品にもなってます)ちなみに住所も名古屋市西区則武(ノリタケ)なんですね。

ノリタケの森

本社そばにあった工場跡地にノリタケのミュージアムとノリタケの森という綺麗に整備された庭園があるので行ってみました。

自然の地形を生かしたナチュラルな公園というよりは、ヨーロッパにあるお城の庭園のような左右対称に作り込まれたデザインや植栽だったり、人口的な川があったりと異国情緒を感じる庭園です。

行ったのが紅葉の時期だったのでイチョウが綺麗に色づいていました。

このレンガの建物も、1975年まで稼働していたかつての工場だったもの。かなり雰囲気を持っていて庭園のシンボル的存在。

愛知には赤煉瓦建築がいっぱいあるのだ。

入館料500円払って、クラフトセンターとノリタケミュージアムに行ってみる。

クラフトセンターは、陶磁器の作り方の紹介。絵付けや役までの工程を時折職人による実演コーナーがあって手仕事も見学できる。

ノリタケミュージアムは、今までの会社のあゆみとか、歴代の膨大なコレクションと作品が紹介されていました。

ノリタケスクエア名古屋

もちろんノリタケ製品を買うショップもきちんと用意されていて、ノリタケの陶磁器とその周辺グッズのセレクトショップみたいな感じ。アウトレット品なんかもあってタイミングよければかなりお得に買えるものもありました。

そしてここだけの限定販売品ももちろんあり。

森のベアシリーズ。手のひらサイズのクマの置物なのですが、イベントや季節によって様々なタイプがありました。クラフトセンターを見学し、たくさんの職人の手で丁寧な仕事ぶりの工程を見てきたからこそちょっと欲しくなる。まんまとワナにかかってます笑

当然ながらお土産物屋にあるいわゆるmade in chinaのものとは全然違うモノづくり。ひとつ3000円ちょっとして初めはびっくりしましたが、自分のために購入するならやっぱりホンモノが良い。

つい先日泊まったニッコーホテルの置物にも雰囲気が似ていたのがあったな。あれってもしかしてノリタケ製だったのかも?

名古屋っぽいシャチホコ抱えたクマ&裃(かみしも)を着た歌舞伎っぽいクマ2匹を連れて帰ってきました。和風なイベント(お正月とか)の時に飾ってみようかと思ってます。

店内には色んなベアが展示されていて、白地に金がお約束。おそらく一番人気はニーズが高いと思われるウエディング系のクマっぽい。(名入れサービスあり)

「名古屋に住んでみたアカシだ!」と、人生の振り返りのきっかけになるクマちゃんかもしれないな。なんて思いました。