無事に年末に仕事納めできて、特別な予定(帰省とか)もなく突入した2024-25の年末年始休み。
このままヒマな9連休に突入したら休み明けに人間生活に戻れなさそうで「恐ろしくない?!」と主人を半脅しして急遽お正月旅を探しました。
ちょうどキャンセルが出る直前時期で、ちょこちょこ空室が落ちてくるけど結構なお正月価格で撃沈が多く、そんな中で運良く発見した高峰温泉(←宿の名前)。
名物は温泉で宿にこもって湯治もできる宿。雪山というのがデジタルデトックスにもなりそうで惹かれる。。。正月はゆっくり休みたいと言っていた主人も乗り気になってくれました。なんといってもお正月なのに普通の休日価格設定だったのが素晴らしい!
高峰温泉
今回の旅は、1/1〜1/4まで高峰温泉へ元日から2泊、その後+1泊を加えた長野県3泊4日。
高峰温泉へのルート
高峰温泉があるのは標高2000mの雪山です。
我が家の車はスタッドレスタイヤではないので、自家用車で向かうのはNG。何かしらの公共交通機関で向かいます。
年末年始の渋滞に巻き込まれるのが懸念だったけど、元日なら東京→長野間は渋滞予想もなく、宿のおすすめアクセスとして紹介されていた方法で予約しました。
新宿発のJR高速バスを利用します。(ちなみに帰りの1/4(土)はさすがに渋滞必至なので新幹線を予約)
ホテル+新幹線or特急で断然お得
交通費込みでコスパ最強! JR東日本びゅうトラベルの「新幹線or特急+宿のびゅうダイナミックレールパック」がおすすめ、高峰温泉もプラン参加ホテル。予約したら当日券売機でチケット発行するだけ
新宿→JRバス(高峰マウンテンリゾート行)
新宿バスタからJR高速バス | 10:35発→14:27着 | 片道/2500~3500円(早割等あり)
長野県の佐久〜小諸を経由して高峰マウンテンリゾート(スキー場)が終点。新宿から毎日4便運行してるけど、高峰マウンテンリゾートまで行く便は1便だけ。実質1日1便です。
当日は7割程度の乗車率で大荷物の帰省客がもちろん多めだったけど、大晦日カウントダウンライブを楽しんだっぽい格好の若者も数名いたり、あぁ夜遊びできるその体力が羨ましい。。。

小諸駅についても全然雪がなかったのに、30分のくらいのうちにどんどん雪深くなっていきました。渋滞もせずほぼ定刻どおりに到着。4時間くらいかかったけどほぼ寝てた。
高峰マウンテンリゾート→送迎雪上車
宿泊者は無料送迎(日帰り温泉利用者は有料)

この高速バスの到着に合わせ、宿の送迎車(雪上車!)が待っていてくれます。

この距離!
出発すると車はスキー場の中に入っていきます。スキー場内にもバス停があって途中スキーヤーのお客さんもピックアップしてました。

車窓の雪景色が新鮮!楽しい10分ほどのドライブで高峰温泉に到着。標高2000mの山奥なのに、新宿からほとんど歩かずあれよあれよという間に着いてしまった!
高速バスオススメ!(渋滞がないなら)

宿の前はコースみたいです。
時折遠くにスキーヤー&ボーダーが通りすぎてました。(写真中央に豆粒ほどに写ってます)
高峰温泉チェックイン

アクセスが良くてもこの雪深い場所なので、3日間お籠もりは必至です。でも自由参加の様々なイベントが開催されているし、飽きないはず。

なんてったって、有名な標高2000mの雲上の野天風呂(温泉)もあるしね。

元日なのでお正月仕様のエントランスになっていました。スキーヤーのゲストも多くブーツやら道具やらで玄関は山小屋風です。

予想外に綺麗な館内で驚きました。全面フレッシュな木壁に囲まれ暖かく優しい雰囲気。設備も新しくお手入れも行き届いていました。(公式HPに載ってる写真が古すぎ笑)
「ランプの宿」なので至る所にランプが設置されています。(電気が通ってないとかではない)
2階南側・和室

直前予約でこの部屋しか空いてなかったけど、南側(山側)の部屋はちょっとだけいい客室です。(といっても北側客室とは1000円の差しかない)

部屋の窓からの眺めはこのような山景色。遠くに小諸市の街明かりがうっすら見えます。

部屋の中にもランプあります。

今日から2泊するけど、思ったより備品も充実してました。
ほとんどテレビは見なかったけど、部屋には本(宿の掲載誌)が数冊、もちろんWIFI完備。

毎日差し入れてくれたお菓子やコーヒー。まほうびんの中のお湯もこまめに補充してくれてました。


タオルと歯ブラシは毎日補充してくれます。

トイレも新しくて綺麗。

自然を守るルール

部屋にはトイレしかないので、共同の洗面所があります。

この宿の水道水は飲用もOKの綺麗なお水ですが、館内では石鹸・洗剤類を使うのは基本NGなんだそうです。お風呂にソープ類は一切ありませんでした。創生水という装置を導入されているらしく、洗髪もメイク落としも蛇口からでる水道水だけで可能なんだそう。
女性にはなかなか(唯一の)厳しいルールだったけど「旅は、郷に入っては郷に従え」。張り紙のアドバイス通りに滞在中にお湯で洗髪してみました。特に不具合はなかったです。
ロビーで一服
自分の部屋以外でも自由度が高く、目的なくウロウロしてても全然普通。雪山に閉じ込もる宿なのでこれはありがたい点でした。

ロビーには暖炉。スキーヤーが宿に戻ってくるとウエアや靴がずらりと並んでました。

いくつかお茶のサービスもありました。クマザサ茶という健康茶。

薬膳っぽい味で体に良さそうな味わいがします。たくさん飲んで、今回の滞在ではデトックスするぞ!(デジタルデトックスも)

もうちょっと優しいものを飲みたい時には、蕎麦茶もあります。熱いカメのなかにいつもたっぷり入ってます。柄杓で汲むのが味わいがあります。
飲泉湯

なんと、ここの温泉は飲めるんです。
24時間館内であたたかい飲泉用の温泉がずっと流れてて、いつでも飲むことができました。私はこれにとってもハマってしまった!!
味も好みだったのでスキあらば飲んでたけど、お腹を壊すこともなく調子良かったので体質にあっていたのかもね。