倉敷美観地区の入口に立つ好立地。岡山郷土料理を堪能できた朝食がおすすめ。ドーミーイン倉敷 阿智の湯[宿泊記]

岡山旅2泊目は倉敷へ。もしホテルのチェックインが早ければ、倉敷の美観地区に散歩でも。
・・・ってプランにしてました。

しかし、岡山洞窟巡りが予定より時間が押し(期間限定で現代アート会場になっていたため)、夜の到着となってしまいました。

ドーミーイン倉敷 阿智の湯

予約したのは安定のドーミーイン!

ホテルの立地的には、ビジネスホテルというより観光ホテル
なんてたって美観地区入り口すぐそばの好立地です。

チェックイン開始すぐの到着ができなかったため不安なのは駐車場。宿泊者でも予約はできなくて当日の先着順でしたがなんとかセーフ(1泊1台1000円)。

なまじホテルの立地が最高な分、ホテル駐車場があぶれてしまったら近隣コインパーキングになってしまうとこだったので(手間とお金的にも)良かった〜。

フロントそばのジュースサーバーにはご当地桃ジュース。真夜中以外いつでも利用できるコーヒーマシンもありました。

ツインルーム

エクストラベッドも入りそうなちょっと広めのツインルーム。

壁いっぱいの長ーいデスクが、何かと使いやすくて便利で最高でした。

水回りとベッドルームを仕切れるドーミーインならではの仕切りドアは、本当に気が利いている。

客室冷蔵庫のおもてなしは、洋梨プリン。

お茶セット。

館内着と簡単な洗面台&冷蔵庫。充分です!

6階の窓からは、美観地区の柳や白壁がライトアップに照らされてる風景が見えました。より高層階ならもっと綺麗に見えたかも。

夕食は近所におでかけ

ちょっとだけ美観地区へ散歩。

観光地なのでほとんどのショップが18時には閉店してしまいます。人の少ない倉敷川はなかなか雰囲気がありました。そして外国人観光客の多いこと!

浜吉

岡山郷土料理「ままかり(にしん)の酢漬けが食べたい!」と、ホテル周辺で評判が良かった浜吉(はまよし)に当日予約をしてみました。

予約時間に伺ったけど満席! 席が空くまで10分くらい外で待ちました。
そして店の中は地元っぽいおじさんだらけ!どうやらそれが客層のメインのようでした。

主人が予約してくれたんだけど「すぐ食べれるようにお造りご用意しておきますか?」と聞かれたらしく、深く考えずに「はい」と返事をしたそう。

魚は魚でも、お刺身の気分じゃないのだが・・しかたない。

ただこれが内容も量も立派で一皿1800円。しかも2人前なので3600円。とっても美味しいんだけど、まあまあボリュームあるしその後のメニューの選択肢にも影響するわで悪手でした。遅れてやってきたお隣さんも問答無用に出されていて、予約者にはもれなくこの商法なのか・・と。

美味しい店なのになんだかなあ。

これがままかりの酢漬け♡
ほかに、黄にらとか骨せんべいとか、タコの唐揚げなんかも食べました。

新鮮な瀬戸内海のお刺身じゃなくて、郷土料理っぽい酢漬けや焼き物・揚げ物を食べるのを期待していただけに残念ポイントでした。

夜鳴きそば

そんな夕食が欲求不満状態のまま帰ってきても、楽しく上書きしてくれるのがドーミーインの無料の夜鳴きそば♡ 至って普通のラーメンなのに「無料」というスーパートッピングが乗るだけでこんなに嬉しいとは。

倉敷ではちょっと早い21:30スタートでした。

海苔のようなあおさがたっぷり乗ったヘルシーラーメン。ご当地トッピングもホテルごとにあるから、それも楽しみ。無料なのが素晴らしい。

天然温泉 阿智の湯

アメニティはフロント階でピックアップするスタイル。ベビー系の備品もたっぷり置いてありました。

最上階に露天風呂のある大浴場があります。

どちらかというとこじんまりしていたけど、洗い場が豊富で回転が早いからゆったり。サウナもあります。内風呂は熱めで、露天風呂がぬるめだったのも個人的にとっても良かった。

お風呂上がりの休憩所は、ミニ漫画喫茶。
絵本のコーナーも充実していてベビーアメニティの豊富さもあり、子供連れファミリーに優しいホテルかもしれません。(この日はあまりベビちゃんに出会わなかったけど)

この旅で長距離ドライバーをしてくれた主人にありがたい無重力マッサージマシン!
ドーミーインに泊まると「ちょっとだけ肩揉んで」というお願いをされないからこっちもありがたい。

湯上がりサービスの夜アイス&朝乳酸菌もちゃんとあります。

朝食バイキング

ご当地朝食バイキングがいちばんの楽しみでした。

朝食は大人1800円。だけどドーミーインの朝食は満足度が高くて、今まで「お値段高すぎ」と思ったことは記憶にないかも。

祭り寿司。
わりと普通のちらし寿司ですが、乗った具材が豪華なのが岡山の祭り寿司。江戸時代の「一汁一菜の御触れ」の名残です。「お祭りのときはご馳走に」したいと見た目は一菜にみえる具たくさんのごちそうです。

朝からさわらのタタキが食べれるなんて!

おしょうゆ味比べ。ご当地おしょうゆは味が個性的なので味見できるいい機会でした。

そして、岡山といえばマスカット!

朝からたっぷり贅沢。お魚料理が多いのが、肉より魚派の私には嬉しい。

本当に祭り寿司だけで食事が済ませられそうなくらいで、海の幸のエビ・アナゴ・ママカリ、山の幸の錦糸卵、椎茸、レンコンなど、ご飯より具が多かった。

果物のマスカットはなくて、マスカットゼリーでした。

食後は、フロントにあるドリンクコーナーでコーヒーをお部屋にテイクアウト。今日のチェックアウト後は、寄り道せず空港に直行し東京へ帰ります。