赤湯温泉のぜいたく冬湯治。源泉掛け流しと贅沢客室の「鶴の湯 松島館」一休.comダイヤモンド特典の宿[宿泊記]

鶴の湯 松島館

3泊4日東北旅、初日の宿に到着しました。

一休.comダイヤモンド会員特典の宿でもある「松島館」。温泉とお食事の評判がすこぶる高い楽しみな旅館です。

新幹線停車駅 赤湯駅から車で5分

アクセスは、新幹線が停まる「赤湯駅」からタクシーでも5分程度。電車旅行でも使いやすい立地っぽいです。

しかし私たちは特典航空券の旅なので、ひたこらドライブを経て辿り着きました。良アクセスの恩恵はあまり得られず^^;

仙台空港から山寺散策を除けばずっとドライブ。でもお天気に恵まれた冬の東北は、車中の景色も私たちにとってはとても新鮮です。

赤湯温泉エリアは「THE温泉街」というわけではなく、商業施設もあり普通に暮らすのにも便利そうな立地だったのが意外でした。

一休.comダイヤモンド会員特典、アーリーチェックイン

特典のひとつに1時間早いアーリーチェックインがありました。通常15時チェックインが14時から入館可能です。

温泉宿のアーリーチェックインが特に素晴らしいと思えるのが、温泉の一番風呂が楽しめてしまうところ。一番風呂めがけて急ぎ宿に向かいます!

到着した松島館は、「東北の温泉」とか「湯治」などからイメージする「しっぽり」した雰囲気の場所ではなく、よくある駅近くの国道沿い、むしろ普通にアクセスが良い立地でした。

こんな街に温泉湧いてるの?!って、ちょっと拍子抜けしたんだけど・・

少人数をもてなす宿としてなかなか上質な雰囲気、それと漂ってくる温泉の香りがたまらん。

チェックインし、客室に向かうまで、温泉などの館内案内を受けながら向かいます。平屋建てなのにかなり広くて驚きました。客室数は8部屋だけなのに贅沢だなあ。

ちなみに、冬の季節に広ーい館内というと寒々しそう・・と思いきや、床暖なのかセントラルヒーティングなのかいつも暖かく、寒いと感じたことはありませんでした。

あと、床が優しい感触のコルクタイルだったのが好きだった〜。

面白かったのが点々とある掛け流し温泉場のエリアごとに、漂う温泉の香りの質が異なっていたところ。同じ敷地内なのに宿の方もなぜかわからないとおっしゃっていました。

リラックスできる和洋室

泊まる部屋は一番奥にあるお部屋「筏」、和洋室の部屋です。

暮らせるような洋室

いわゆる旅館の和洋室という型通りの客室でなく、デザインが現代的なリビング風のような自然にくつろげる(上質で丁寧な)生活の延長っぽい素敵な雰囲気です。

質の良さそうな木製品に囲まれた洋室。もちろん床暖房も入ってて、日差しも降りそそぐダイニング。希望すれば朝食などはここで食べてもいいそうです。

奥のタウンターにはコーヒーマシンなどのティーコーナーとちょっとした洗面台。お茶もカップ類も豊富に揃ってます。

足元があたたかいから、結構洋室にいた気がする。写真の後ろにはソファーもありました。

景色がサプライズな和室

続きの間の和室。

第一印象は大きな窓が気持ち良い空間。光があふれているので障子をぱっと開けてみたら・・

雪しか見えない笑

正しくは、窓の外は8割雪だらけ!雪解けするまで外の風景は封印のよう笑

ぷっくりとふくらんだお座布団におもてなしのココロを感じました。

全て掛け流し・貸切の温泉

誰でも入れる3つの温泉浴場がありましたが、ぜいたくに源泉掛け流しの上、全て貸し切れるのです。アーリーチェックイン特典でいち早くお風呂に向かいます!

まず向かったのは、一番硫黄の香りが強かった奥の談話室先にあるお風呂。

アンティーク家具に囲まれた素敵な談話室。ここには雑誌類がバックナンバー含めてたくさん蔵書されてました。

脱衣所やお風呂の雰囲気からして、松島館で一番古いお風呂っぽいです。タイル風呂のデザインが少し昭和の雰囲気があります。

湯の花成分が固まった浴槽もここが一番濃かったし、やっぱり硫黄の香りも他より強めに感じました。

ほどよくしっとりするような温泉は、寒さを感じたら暖まりに何回も入りました。お湯の熱さで肌がかさつくこともなく、私と肌質と相性がいい感じがする。

ちなみにここから車で1時間ほどの福島県の高湯温泉。好きな温泉5選に入るほどお気に入りなんだけど、このあたりの地域の温泉とは、私は相性が良いのかもしれない。

雪積もる小さな露天風呂。顔から上がキンとひんやりしていくら入ってものぼせない一番お気に入りの温泉♡

ひとりで入るには贅沢な一番広い内湯。熱めだったので窓全開で入りました。髪を洗ったりお手入れ関係はここが一番使いやすかった。

全て24時間いつでも入れます。

館内でお見かけした方は湯治目的で連泊中なのだとか。高級宿で湯治とは羨ましい・・!私もさっき山寺で強打した膝の青タンが癒えるまでここで湯治したい笑

温泉の空き待ちにも、気分転換にも自由に利用できる部屋がちょこちょこあるのだけど、どの部屋もアンティーク家具を上手に使ったインテリアが素敵だった。

私たちの部屋近くにもランプが印象的なちょっとしたスペースがあり、

マンガコーナー。全て数十巻以上の長期連載ものばっかり!一度読み始めてハマってしまったら・・おこもり必至です!

もうひとつの一休.comダイヤモンド会員特典

もう一個の特典は山形米んぼプレゼント。手作りの温泉卵は通常のお土産品でもらえるみたい。このあと3日間の東北ドライブでおやつがわりに美味しくいただきました。

ふるさと納税で赤湯温泉14旅館の金券あり

山形県南陽市のふるさと納税返礼品に、赤湯温泉の14旅館で使える宿泊割引券があります。発行から1年間有効でどこでかの旅館で必ず使えるのは使い勝手がいいと思います。もちろん松島館もあります。

  • 寄附17,000円→5000円宿泊券×1枚、5,000円分
  • 寄附50,000円→5000円宿泊券×3枚、15,000円分
  • 寄附84,000円→5000円宿泊券×5枚、25,000円分
  • 寄附100,000円→5000円宿泊券×6枚、30,000円分

など、5,000円券で合計30万円分まで細かい刻みの使いやすいラインナップが揃っていました。発送も迅速とのコメントもあり、直前の旅行でも南陽市の対応は良いみたいです。

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