神明神社
2013年に新しくした社はまだまだ綺麗。この神明神社は天照大神を主祭神とする本殿です。
伊勢神宮で購入した伊勢の地図柄てぬぐいにもちゃんと記載されていました。
のんびりした田舎町にたくさんの参拝客
伊勢神宮と一緒に巡るバスツアーなんかもあるそうで、とても賑わっている神社でした。伺った時もこじんまりした敷地にある神社でしたが、たくさんの人が訪れていました。
全体的に、女性同士やカップルはもちろんですが、おひとりさまも多く男性ひとりでも訪れている人が多かった印象でした。
石神さんは女性だけ
それほど人気の神社のなかで、一番人を惹きつけているのは石神さんで間違いないと思います。
女性の願いなら必ずひとつは叶えてくれる
お祀りされている「玉依姫命(たまよりひめのみこと)」は初代天皇・神武天皇の母と言われており、とても美しい姿の神様だそうです。天皇に縁があることから伊勢神宮とも親和性があるようです。
地元の海女さんが、古くから海の安全と大漁を祈ってきた石神さんは「女性の願いなら必ずひとつは叶えてくれる」のだそう。
そんな女性にとっては頼もしいのが石神さんなのです。なので石神さんをお祀りしているところは女性だけしか参拝できません。
お祈りできるのは女性の特権です!お願いを書いて納める用紙があります。そのお願いが叶ったらまた新しいお願いができるそうなので、私も秘密のお願いをしたためて参拝してきました。
珍しい手作り感のあるお守り
お守りは2種類ありました。
- お札が納めてある大きめの平型(800円)
- アコヤ本真珠をつけた小さめストラップ型(1,000円)
ストラップ型がミニ真珠もついていてかわいい。包まれているのは御神体が上がった海岸の石だそうです。
中の石の形や、真珠の色テリもそれぞれ違い、プリントでなく手書きなのも味があっていい。ピピってくるものをオーディションして頂いてまいりました。
“この世に一つだけ感”があるステキなお守りです。
社務所で私の前に並んでいたツーリングの途中に寄ったであろうソロ男性は、平型のお守りを10個くらいまとめ買いしていました・・・。(どうか転売屋ではありませんように!)
御朱印をいただきました
御朱(紫)印もいただきましたが、なかなか素敵な字体。「玉」と「命」が特にイイ! 伊勢神宮で購入&朱印をいただいた御朱印帳に書いていただきました。
特徴的な意匠(☆#)はちゃんと意味があります。もともとは海女さんの安全を願うため、道具にこの印を入れていたそうです。
☆星「セーマン」は一筆書きできることから、海女が海に潜っても同じ場所へ戻れる。
(一説によれば星=陰陽師=安倍晴明=せいめい=セーマンだとか・・)
#格子「ドーマン」は、多くの目で魔物を見張り入ってこない。
(同じく、5×4の線からなる九字紋=陰陽師=芦屋道満=どうまん=ドーマンだとか・・)
陰陽師界の永遠のライバル登場で、現代でも通用するなかなかアツい設定。
印が紫色なのは、昔は貝紫染め(貝から出る紫の液)で書いていた由緒から。ちゃんとした意味があるのですね。
狭い参道は緩い登り坂です。女性好みの小さいショップやカフェが並んでいて寄り道ができる感じ。てぬぐいがあったので帰りに購入しました。