2019年9月に台湾に行ってまいりました。
3度目の台湾なのですが、はじめて台湾式シャンプーをしてみました。
台湾式シャンプーとは?
台湾式シャンプーは、美容室で椅子に座ったままで受けます。
乾いた髪に直接シャンプー液をかけてモコモコと泡だて、じっくりと頭皮をもみほぐしてくれます。泡は粘度が高いので垂れることはありません。
ずいぶん昔から台湾の美容室では定番のメニューです。
初めて台湾に行ったときの印象は、ホイップクリームのような泡を最後にしごいてツノのようにピンと立たせる程度の遊びだと記憶しています。
それが最近では、SNS映えするおもしろい形を作って遊んでくれるようになって、ぐんと日本人旅行者にも認知されるようになったようです。
どちらかというと首肩のマッサージ目当て
私はショートヘアーなので泡で遊べないだろうと期待はしていませんでした。肩が重くリフレッシュしたかったのがきっかけです。
行ってみたのは、宿泊していたリージェント台北(MRT中山駅)から歩いて3分程の近所にあった「Pro Cutti 髪藝沙龍」。
店頭ではシャンプーをメインに宣伝しているので、技術的の安心感はあるかなあと。短髪の主人もマッサージにつられたのか、「行く」ということで2人で向かいます。
だいたいのお店では、シャンプー+リンス+マッサージ+ブローがセットになっています。
ショートカットでもこれだけ遊べる
期待してなかった泡遊びが意外と楽しかったです!写真タイムもあります。
リーゼント風。
あのキャラクター風。
ソフトクリーム。
コーヒーカップ。
他にもバリエーションをたくさん作ってくれました。短い髪の毛でも工夫してくれて楽しかったです。主人の方はさらに短いので、髪の毛で遊ぶというより泡を乗せて遊ばれてました。
シャンプー剤とブローの様子
2人とも髪が短くこだわりが少なかったので一番安いコース・650元にしました。仕上げはリンスです。(髪の長さにかかわらず値段は一緒)
もっちり泡を作るには何かしらケミカルの力が必要だと思うのと、シャンプー剤の感じはさっぱり系だったので仕上がりにあまり期待していなかったのですが、、、
スタイリング剤も使わずブラシだけで仕上げるハンドブローが、丁寧でツヤもあり崩れにくく素晴らしい!ロールブラシを器用に操ってカールもお手の物。
高温多湿な台北で一日中過ごしてもスタイリングキープできていました。ブローだけでも毎日通いたい・・。
日本の美容室でブロー&スタイリングするとすぐアイロンを使いがち。だけどブラシとドライヤーだけのクラシックスタイルの丁寧なスタイリングは仕上がりともちが違う!ということを学びました。
それともブロー担当のおじさんのテクニックがすごいのか!?
口コミを見て、私からのアドバイス
口コミを見てみたら、何やら「高いトリートメントを勧められた。最悪!」など低評価を見かけたのですが、大半は値段が高くなったという不満でした。
私も勧められ断りましたが、断りにくい雰囲気はありませんでした。
日本の感覚で「リンス」仕上げと言われると、不安になってその場で「トリートメント」を追加しちゃったんだと思います。
でも私はリンスで十分満足しました。ハンドブローの仕上がりはプロの技。仕上がりの質感もずっと触っていたい感じでした。
トリートメントといっても髪の浅い部分にしか作用しないし、髪のダメージがそこまで気にならない方なら一度日本の美容概念をとりはらって、リンス仕上げで十分良いと思いますよ。