とんびが鳴く旅人好みの何もないロケーション、全て貸切掛け流し。はづ木の極上温泉[宿泊記]

はづ木の温泉浴場は「露天風呂」と「内風呂」の2つがあります。どちらも貸切で空いていればいつでも入れます。予約は不要でした。

はづ木なら系列店の温泉にも行ける

ちなみにこの宿の宿泊者には、近くの系列店「はづ別館(徒歩1分)」と「湯の風HAZU」の温泉も入いることができます。どちらも大浴場なので、こちらの貸切温泉とは違う雰囲気が味わえます。

2週間前にはづ別館に泊まったばかりなので今回はパス笑 存分にここの貸切風呂を楽しみます。

反対に、系列店からこちらの温泉に来ることはできないので「はづ木」の温泉は混むことのない静かさが保たれています。

そもそも5室だけの宿。この日はおそらく満室にはなっていない感じでそれぞれ2人組のようでした。なので競争率というか人数に対してとっても余裕がありました。だいたい入りたいときには温泉を楽しむことができました。

ロビー脇に地下に降りる階段を降りたところに温泉はあります。階段を降りる前に希望の温泉の札を裏返すと、それが利用中のしるし。

細かいモザイクタイルの昔の水洗場を利用して、お茶が用意されていました。ほんのり甘い柚みつと、五穀茶。柚みつがお気に入り♡

露天

露天風呂のほうが広いとのこと。ひとり贅沢に楽しもうと思います。

川に再接近した立地で風通しがよく、パウダールームからも川のせせらぎの音が聞こえます。

川にさらに近づくように浴場までには内階段がありました。

木材をふんだんに使った素敵な空間!とくに床に木材を使っているのは湯冷めしなくて足にもやさしい良い感触!

開放感もありながら、扉をしめればあったかい。中に2席・外に1席の洗い場があり、家族でもゆったり入れるね。

こんこんと流れ続ける温泉♡

常に流れ続けていて浴槽内は新鮮な温泉です。ぜいたくだわ!

そして、家庭用の入浴剤を作ろうと原価換算すると、何千円もしてしまうというウワサの濃厚温質はナチュラルカラーの濁り湯。浴槽内の段差も見えない濃厚さです。

ピーヒョロロ〜

聞こえてきたのは・・トンビの鳴き声。ちょうど真前の林に止まり木があったのか、右に左に行ったり来たりトンビが飛んでいます。あの「ピーヒョロロ」という鳴き声がBGMというレアな入浴。とんびの姿も低空飛行なのでよく見えました。

明媚な川と林を眺めながらゆったり。心が洗われるわ〜。

内ブロ

内風呂は露天に比べると狭かったけど、1人で入るには贅沢な広さ。

温泉そのものは当然、同じ極上のまま。

窓は開放できるので露天気分も味わえた。

夜に行ってみたら、まんまるなお月様が枝葉のスキマから見えました。

湯谷温泉周辺は建物も照明の強さも控えめ(要は、派手さ皆無のとっても田舎なところ)、車の往来も少なく空気は綺麗。なので、地上は暗く月や星の輝きが綺麗に見えるのです。

旅情にあふれた非日常でステキな夜をありがとう!