日本の名建築の屋外博物館・明治村は、お客が気軽にコスプレするテーマパーク[重要文化財]

「愛知県にいるならば行ってみないと!」と思っていた愛知県犬山市にある「屋外博物館・明治村」。明治からの近代日本の名建築を多数移築して保管・展示している国の重要文化財だらけのテーマパークです。

入場料:2,000円/大人(年間パスポート4,500円)

地図を見ると、周辺の駅と駅の間(一駅間)に迫る敷地面積があるので、きっと1日では制覇するのは無理&たくさん歩くのは必至です。(実際、iPhoneによるとこの日は16000歩)

ちなみに、

私の一番の目的は、フランク・ロイド・ライトが設計した帝国ホテル

オープンしたのは対象12年、関東大震災の日だったのは有名な話です。取り壊しが決まると惜しむ声が高まりここに玄関だけ移築されました。

ちなみに駐車場から入場するには北口というメインではないエントランスを利用します。そこに一番近い建物が帝国ホテルのため、必然的にみんなそこから見始めるので午前中はとても混んでいます。まずはスルーして午後にゆっくり見るのがオススメです。

和装が似合う村内

入場券を購入するところから着物を着た女の子たちが並んでいました。着こなしもハレの日に着物を着てみたというのではなく、明らかに愛好者の着こなしです。

正統派ではなくちょっと変わったスタイリングが風景に案外ぴったりで、令和を忘れる時空の歪みに迷い込んだ気分に一役買ってくれていました。

袴姿や男性の和装もちらほら。だいたいは10〜20代の若い子達がフツーに楽しんでいました。ディズニーランドで仮装した楽しむというものに近いマインドかもね。

どうやら和装で来村すると特典があるらしい。

安田銀行会津支店の建物では、袴などの大正風の衣装レンタルもやっていました。1日まるごと着用で3500円ほどだそう。

なんたって風景とぴったりで映えるんだよね〜。

明治村全体は林にぐるりと囲われており、建物からはみ出る景色もビルや看板など見たくないものが見えない設計になっています。

電柱・電線も昔ながらのもの。

価値のある建物は取り壊される前に、ここへ移築し保管し活用されています。

明治20年に神戸に建てられた大井牛肉店は、移築され今では牛鍋家として立派に活用されています。明治で、牛鍋は・・るろうに剣心か。

朝ドラの聖地

そんなロケーションなので、数々の映像作品のロケ地になっています。外観もさることながら、建物内が当時さながらの保存状態なので、建物内のロケが多いです。

一番目につくのは、NHKの朝ドラ。明治〜昭和の時代設定なので、登場率はかなり多いです。

帝国ホテルは、「まんぷく」や「花子とアン」

呉服座(重要文化財)

「昔の寄席」といったらここの可能性が高い。最近だと「わろてんか」

中の舞台や桟敷のほうがよく使われていたようです。

北里研究所本館・医学館(登録有形文化財)

大正4年の建物で、医学館らしくドイツ風の洋館。

数々の学校や病院、会社などのロケ地になっていました。「花子とアン」、「天皇の料理番」など。

京都市電

日本で乗車できる最古の路面電車だそう。「ごちそうさん」や「花子とアン」でよく使われていて主人公さながら袴姿がよく似合う♡

ちょうどタイミングよく折り返し地点にいたら、トロリーポールなる集電装置を逆に付け替える作業中でした。

入場時に配られるマップに簡単なロケ地リストが、食堂にはロケ地めぐりの手作りマップが張り出してありました。1日じゃ絶対無理・・・。

ミニ炭治郎&禰󠄀豆子がいっぱい

明治村でやたらと見かけたのが市松模様の羽織。鬼滅の刃の炭治郎姿のちびっ子です。兄妹だと、だいたいミニ禰󠄀豆子とのセットです。ここではちびっこがコスプレして遊んでもみんな暖かい目。むしろ見てるこっちも楽しかった。

お子供も大人も鬼滅コスプレするならこんなとこが人気でした。

SL 乗車体験ができる国内最古の蒸気機関車です。アノ映画風ですね。

京都市電 展示なのでしっかりポーズとれます。

清水医院 明治の西洋風の町の病院です。

京都中井酒造 明治3年の京都の酒屋ですが、昔の建物にしては空間が広く撮影向きでした。

季節は秋から冬に変わる頃、そろそろ年賀状の準備もかねて家族で遊びに来たのかな?

随一のカラフルスポット

明治時代の建物ばかりなので仕方がないけど、明治村の中はダークトーンや木目調、ナチュラルカラー・サンドカラーなどの自然由来の色味があふれています。照明の明るさも限界があり、鑑賞する気持ちもどこか重厚感が漂います。

そんななか、ビビッドカラーを知ってしまった現代人にはホッとするカラフルな建物がありました。

聖ザビエル天主堂

明治23年の京都のカトリック教会。

大きな薔薇窓といわれるステンドグラスの鮮やかさ。

かなりの映えスポットとして大人気です。本格的なコスプレイヤーのお姉さんが、メイクもバシッと決めてお抱えカメラマン(こちらも本格的)と撮影しておりました。

ちょうど太陽の光が差し込んで、光がフィーバーしていました。キレイ。設計は宣教師の神父様、施工は信者だった大阪の棟梁が手がけたそうです。

コスプレには寛容な明治村

また、よそ行きの和装姿のカップルが、一眼レフを複数持ちしたカメラマン風の方と村内でがっつり撮影会をしていました。結婚式のアルバムっぽい感じです。

かわいいなあ、いいなあ♡

他の人の邪魔にならない範囲なら撮影の規定は結構ゆるそうでした。ただし、ウェディングドレスや打掛を着た格好はNGだそう。

同じ敷地内で公式の結婚式場があるからだと思います。

他にも、肌の露出が多かったり軍服系はNGです。