標高929mの山頂にある天空の神社・武蔵御嶽神社へ。帰りは予想外に雪景色[御岳山一泊旅]

武蔵御嶽神社へのアクセスは、JR御嶽駅下車→路線バス→御岳山ケーブルカー
そこから徒歩で山頂の神社を目指します。

JR御嶽駅

駅を利用しているのは住んでる人よりも登山系観光客が多いです。

ここから路線バスに乗り換えます。しかし痛恨のミス!
あらかじめ調べた時刻表が平日用で、時間を間違えて乗り過ごしてしまいました。(今日は土曜)

次のバスは約30分後・・。

バスを待つか?それとも歩いて向かうか?どちらも到着時間的には同じくらい。
「待つ」といっても駅周辺にはコンビニすらなくどうせなら歩いて向かいました。

半分ほど歩いた先に御嶽神社の鳥居。ただここから先はずっと上り坂。ランチ&ワインを平らげてしまった体にはキツすぎる!

結局途中で、次のバスにも追い抜かれるというだらしなさでした。

御岳登山鉄道 滝本駅

滝本駅からはケーブルカーで山頂付近まで登ります。

片道600円。往復だと1130円になる割引がありますが、明日はもしかしたら歩いて下山かも、と思って片道のみ購入、というか改札でSUICAでピッ!です。

武蔵御嶽神社は、犬の御祈祷を受けることができることで有名なので、ペットの乗車料金が設定されています。片道130〜260円。

ケーブルカーの線路脇に、登山者(歩いて向かう人)用の登山口がありました。ここを歩く人も結構いました。

ケーブルカーで約6分

14時近くの登りケーブルカーはガラガラ。

対して途中すれ違う下りのケーブルカーは満員に近いくらい混んでいました。今日は節分なので豆まきなどの催しがある「節分祭」があったそうです。時間的にちょうど帰りかな。

御岳山駅

ここから神社までさらに歩かなければなりません。およそ25分ほどかかるそうです。

神社までのルートは、きちんと舗装されているとはいえ、登り坂と石階段。これがまたキツイ!あちらこちらで「思った以上にキツイ」との声が聞こえます。ルートの後半はほぼ階段です。

ちなみに歩くのがキツイ方は、リフト(100円)に乗り神社近くまで行けます。

神社まで約330段の階段、ときどき隠れ鬼をみつけることができます。

御岳山ではムササビを見ることができるらしく、山のマスコットにもなっています。参道沿いのお土産物屋ではキッズたちと戯れたであろうムササビのぬいぐるみが大混乱してました。かわいい。

武蔵御嶽神社

ここは「おいぬ様」信仰の神社(正確にはニホンオオカミ)。近年は「おいぬ様」にちなみペットの健康等を祈願するようになり、愛犬連れの方がたくさんいらっしゃいます。

御朱印とおみくじ(200円)を。おみくじは古典的な文章スタイルで、置いてある解説書(持ち出し不可)と照らし合わせないと文章の意味を理解できません。私は吉。

参道の途中で、登山道に分かれる道があります。神社に向かわない登山目的の方もたくさん見かけました。

今日は近くの宿坊に宿泊します。今日はもう遅いので、明日朝からロックガーデンにでもいってみようかなって考えています。

翌日、まさかの雪

翌朝起きたら、なんと雪が!

前日には観光案内所でも、宿の方も「明日はロックガーデン良いと思いますよ」なんてオススメされていたので、誰もがここまで雪が降るとは思ってもいなかった不意打ちの天気です。

雪用の対策は全くしてないし、スニーカーはツルツル滑るし。今日の予定は全部リセットだ〜泣 雪が止む気配がなかったので、早めに宿をチェックアウトしてケーブルカーで早々に下山することにしました。

ケーブルカー「御岳山駅」の広場に咲くロウバイの木の花にも雪が積もってます。

雪が降ると、それを目当てにやってくる登山者やカメラを抱えた人々が続々とケーブルカーから降りてきます。その数が意外にも多かった。

私も写真撮影もしたいけど、いかんせん雪対策は0の格好です。

車内は私たち二人だけ。貸切状態で出発です。

雪が降っているのは山頂付近だけのようで、上下のケーブルカーがすれ違う中間付近では雪はうっすら。どうやら雪と雨の境界はこのあたりで、スッと雪景色から雨景色になりました。

滝本駅はただの雨。まさか頂上では雪が降るなんて想像できないほど、普通の冬の雨模様です。

帰りこそ、JRの駅までバスに乗って帰ります。もうすごい楽!歩いたのが馬鹿らしいくらい。