2回目のフラノホテル
前回のフラノホテルでの夏の滞在ではスタンダードなデラックスツインを予約しましたが、また違う雰囲気を味わいたくてワンランクアップしたラグジュアリーツインを予約してみました。
フラノ寶亭留は25室だけなので、何階の部屋であるかによってお部屋のランクが違います。
3階 | ラグジュアリーツイン | 40平米 |
2階 | デラックスツイン | 40平米 |
1階 | デラックスツイン | 40平米 |
前回は1階 101号室・デラックスツインの滞在でした。
3階 301号室・ラグジュアリーツイン
奇しくも前回滞在した真上の部屋にアサインされました。
相変わらず木の温もりのある優しいデザインの家具で心地よく過ごせそうです。
部屋の大きさは同じなのに印象が違うのは、レイアウトや置いている家具が異なっています。前回のお部屋はロッキンチェアがありましたが今回はソファーセットです。
風景を見ながらジェットバス
ガラス張りのバスルームは大きな窓に対面しているため今回はベッドのそばにありました。シェードがあるけどこれは気恥ずかしい。
でも本来は美しい風景を堪能しながら入浴できるのがコンセプト、開放感は最高です。ただ前回も今回も大浴場に行ったので結局使っていません・・。
バスタブ・シャワールーム・トイレと洗面台。
前回とはレイアウトやバスタブの大きさが全く違います。好みもあると思いますが、バスルームは前回のデラックスツインのほうが断然良かった。今回は棚などがなかったため女性としてはパウダールームが若干使いづらいものでした。(あくまでも前に比べてです)
なにより冬の今は、タイル貼りがやや寒々しかったかな。
ただお部屋でお風呂に入る場合や男性にはシャワーブースが独立しているこちらの方が使いやすいかもしれません。前回はバスタブ兼シャワールームでした。
アメニティは同じくロクシタン&備え付けのDHC、そして男性用のZIOT。最近のホテルアメニティ、DHC率非常に高いです。
3階からの眺め
部屋の様子はほぼ互角ですが、やはり眺めは素晴らしく、遠くの山々まで見渡せます。目の前のラベンダー畑も広さを感じることができます。
更に素晴らしいのは、ホテルの設備以外の人工物が見えないところ。人里離れた山荘にきている雰囲気で、見える風景をひとり(ホテル)占めしている気分です。でも、富良野駅から車で10分のとこですから。
ベランダが最高で、屋根が他の階と比べてヌケが良く天気が良いと開放感が増します。これはしっかり三方を囲まれてる1・2階では味わえません。寒いところに着込んでキリッと冷えたビールが贅沢。
よく見ると、部屋の天井もかなり高め。ロビーと同じなだらかな曲線の丸みを帯びてます。間接照明っぽいのもステキ。
お部屋もフリードリンク天国
もちろん、チェックインしたらフリードリンクはお部屋でも。
凄いのは無くなったら足してくれること。もちろん瓶ビールもです。チェックインしてから追加の支払いの煩わしさがないところが、自宅にいる気分で心から安らげるのです。かなり豪華な自分の家ですが。
ポッド式のコーヒーも、ティーパック類も。使う水はペットボトルでも良いですが、水道水も十分美味しいです。
3階部屋宿泊メリットの真骨頂
3階にはラグジュアリーツイン(和室&スイートルーム)しかありません。そこに宿泊するメリットは外の景色だけではありませんでした。
お部屋に案内されたときに一瞬ひるんでしまった「301号室」。なぜならばご覧のようにロビーとの距離5メートル(ちょっと適当)だから。
あまりにもパーソナルスペース無くない?うるさくない?って、普通のホテルなら思ってしまうところかもしれません。
しかしここは全25室のスモールホテル。宿泊客も限られ、スタッフも適度な距離感を保ってくれるので、ロビーの空間がまるで部屋の延長にあるかのような錯覚で利用できとっても贅沢だったのです。
上手く伝えられないのですが・・・ドアを開けたすぐの空間であるため(他の階のようにエレベーターや階段を利用しないので)無防備に過ごせます。もちろん良い意味で。
夜のフリー・バータイムも気軽に
その感覚は、20:00〜23:30までBarタイムも。気が向いたときにすぐ立ち寄れます。
前回夏の時と異なっていたのは、バーカウンターでの提供を止めていたこと。よりコロナ対策を強めていました。バーの雰囲気も本格的で好きだっただけにちょっと残念でした。
しかし好きな場所で飲んでもよいのですぐ脇のロングソファテーブルで乾杯。すぐおかわりが注文できるから笑
フリードリンクながらメニューは豊富です。
お風呂上がりに生ビールが飲みたくなって暖炉で。ひとりでぼぉ〜っと炎を見つめてました。
この日は満室でなかったので、夜更けとともにロビーには人が少なくなっていったので、この贅沢な空間をかなりの長い間独り占めできてしまったのでした。
2つを宿泊比較してみての個人的感想
ラグジュアリーツイン
デラックスツイン
夏はカップルなど複数人でのゲストがほとんどでしたが、冬のこの日は男女ともおひとりさまが多く見受けられました。気ままにこんなステキなホテルステイされてて羨ましい限りです。私も久しぶりにひとり旅をしたくなりました。