ONSEN RYOKAN 山喜では自家源泉の掛け流し温泉を一番の楽しみにして予約してたけど、食事もすごく良かったのです。というか、楽しかった!
夕食
夕食も朝食も玄関フロアにあるお食事処・楪(ゆずりは)で。
このインテリアは実に今日の気分♪
今日は大谷資料館(フランク・ロイド・ライトが日本の建築物に好んで使用した大谷石の旧採石場)を見てきたばかりなのでフランク・ロイド・ライトのデザイン「タリアセン2」のフロアライトが使われているのは何だか嬉しい。
和のコースディナー
周囲の楽しいざわめきは聞こえつつもプライベート感が保たれた半個室に案内されました。
着席時にはすでに食前酒と先付けがセットされています。
上から、青梅の翡翠煮、湯むきされたフルーツトマト、バターナッツ南瓜豆腐には山葵が乗っています。
しかしお皿の下から見え隠れする、何やらランチョンマットの柄?文字?の主張が激しく気になります。
いったんお皿をどけてみたら・・激しく同意する暑いメッセージが笑
このランチョンマット、ちなみに主人とは柄違い笑
盛夏らしい、白いとうもろこし「ピュアホワイト」のすり流し。オクラと贅沢にウニのトッピング。
大田原市高桑産のイワナの洗い。臭みのない川魚でした。
小鉢がちりばめられた前八寸。
蛸の旨煮や沢蟹、太刀魚の南蛮漬けなど魚介中心に、栃木名産の干瓢サラダもあります。
お魚系料理が続くのに、ビールの次に赤ワインをボトルで頼んでしまった。でも山喜のメニューに合う銘柄をチョイスしているのか、意外にも違和感なく飲めました。
この夕食で、2番目の驚きで「わぁ!」と声が上がった鮎の塩焼き。
木桶に笹をあしらった大胆な演出でやってきました。こんな鮎のディスプレイ、初めてみた!
主人が心待ちにしていた日光高原牛のデミグラスソース煮。ほろりしてて旨みも濃厚でおかわりしたいくらい美味しかった。テーブルでぐつぐつ温めながら食べれるのも良かった。
そして、那須産コシヒカリのごはんと赤出汁。わっぱに入っているのが気が利いているオシャレさ。
今日一番のクスッと体験
この夕食一番の楽しい驚きは、最後に。
千ベロ見立てのデザートセット。
「千ベロ」は、もちろん千円でベロベロに酔える大衆居酒屋や立ち飲み屋でのあの言葉。
ビールに見立てたゼリーがミニジョッキに入ってます。キンキンに冷えたシズル感も完璧笑笑 そしてビールのアテに見立てた小鉢には自家製の枝豆アイス。ゼリーのお味も甘さ控えめのオトナ味で完璧です!
朝食
朝食も同じ場所で。
大きめの小鉢が嬉しいボリューム感です。
朝からちょっと嬉しい豚しゃぶ風の鍋物。
ご飯は普通のごはんか出汁の旨みたっぷりのお粥を選べます。せっかくなのでお粥をチョイス。体に沁みるいいお味。
夕食も朝食も、とにかく和のお出汁の味がとっても上品。丁寧に研ぎ澄まされて作られているのがひしひしと伝わりました。
食べログの評価もなかなかなのも頷けるわ。ここで味わえるのは宿泊者のみです。