「角上楼」のレストランは2ヶ所ありました。
ハッピーアワーを楽しんだ2階ホールと、和風バーを思わせる落ち着いた1階カウンター席。この写真は中庭から撮ったものですが、雰囲気の違いがよく出てる。
ちょっと残念だったのは、チェックイン時には夕食は1階のカウンターでの案内でしたが、直前に2階への変更をお願いされ、大人の対応で了承しました。
角上楼はミシュランの宿
ここは愛知のフグといえば名前が上がる天然とらふぐの名店。取材された数々の掲載誌が図書コーナーに置いてあったので読み進めるたびに期待値が高まってしまいます。
そしてミシュランガイド掲載店の名店でもあります。
残念ながら今回はフグ会席ではありませんが、近くの港で採れたばかりの地魚を味わう「お糸路」という会席料理をいただきます。いつか、真の大人になったら・・贅沢にフグの名店でのフグコースを食べてみたいわあ。
お糸路、スタート
ちなみにお糸路とは、かつてここ渥美半島の伊良湖から伊勢神宮へ絹糸を奉納するルートをお糸路と読んでいたことがルーツだそうです。
この土地でとれた郷土料理のコースになります。(お品書きが見当たらず、詳細はわからなくなってしまいました)
前菜とともに、夕食時に絶対注文しようと思ったのが、このカブトビール。
明治時代(パリ万博にも出展)に愛知でつくられていたビールが地元の方々によって復刻されています。ただし流通は少なく、愛知県内でもごくわずかな場所でしかお目にかかれない幻のビール。
角上楼では、注文することができます。
小さめのビンビールで787円。色からもわかるように黒ビールのようなコクのある濃い味わいです。
本館の館内にカブトビールのロゴ入りミラーもありました。もちろん当時のものだと思われます。
今で言う宣伝広告やノベルティみたいなものだったのかな。このような骨董品がさりげなく飾ってあるのも歴史ある建物ならでは。
通販はしていませんが、半田市のふるさと納税なら手に入りそうです。
主人はヒレ酒。
こちら二人分のお刺身の盛り合わせ。
フグの唐揚げ。この時点でもうお腹がいっぱいです。
最後に〆のご飯セット。本当にお腹いっぱいでキツかったのですが、「自慢のお米を使った炊き込みご飯」という説明をされたら炊き立てを食べないわけにはいかない・・・。
一休.comダイヤモンド特典
このお腹おっぱいのタイミングで、すっかり忘れていた一休の特典がやってまいりました。
それがこれ、「特製デザート」の追加。通常のコースからさらにもうひとプレート追加でいただきました。嬉しいけど食べ切れる自信がない!でもありがとうございます。
結局、炊き込みご飯はお櫃でサーブされたため、たくさん余ってしまったのでおにぎりに。
デザートも部屋でワインを飲む予定なのでおつまみにしたいとお願いして、部屋への持ち込みを許可してもらいました。
部屋には、ミニバーコーナーに各種充実していました。二人にはもったいない量。
朝食
前夜あんなにお腹いっぱい食べたのに、朝起きて朝食も楽しみにしてしまう私が憎い。こんな旅ばっかしてたら太ってしまう・・・。
逆三角形のお重仕立て。
テーブルが大渋滞。
だし巻き卵は、おかわり自由です。ほんのり甘い味付けでした。
厨房で作りたてのホカホカがもらえるので、そこかしこのテーブルでおかわりのリクエストが聞こえました。うちのテーブルでももちろん主人がおかわり。タイミング悪くちょっと待ちましたが、かえってできたて熱々に満足していました。