主人が、「雪で車で行くにくくなる前に越前へ蟹を食べにいきたい」というので、福井県まで行ってまいりました。
途中、長浜市に寄り「海洋堂フィギュアミュージアム黒壁」を鑑賞してきました。
海洋堂といえば、フィギュア制作・食玩・ガチャガチャなど造形の分野のパイオニアです。アニメ系から本物そっくりのミニチュア、平面を立体にデザインするなど、決してオタク要素だけではありません。昔、ちょっとだけ緻密な食玩やミニチュアに夢中になったこともありました。
初めて訪れますが今年7月にリニューアルしたばかりだそうで、館内とってもキレイでした。入り口は誰でも入れるショップでたくさんの家族連れが来店していました。子供の好きなおもちゃもたくさんあるので好きな子は大興奮してました。
ミュージムのほうには子供は見かけなかったな。
海洋堂フィギュアミュージアム
入場料はガチャガチャコイン付き
入場するとコインを1つもらえます。入場してすぐのところに、入場者特典で好きなガチャガチャを1回回すことができます。300円相当を楽しめるおまけ付きなので入場料も決して高くはありません。
入場料|900円(大人)
私はティディベアコレクションにしてみた。主人はレスキュー119。
エントランスには北斗の拳ワールド。おそらく実物大だと思うのですが、われら日本人と比べると世紀末は人体が2回りは大きいようです。
海洋堂といえば個人的にエヴァンゲリオンの印象が強いです。綾波レイの実物スケール(ちゃんと展示されている)が発売された印象が強く残っています。特集コーナーがありました。
歴史を辿るコーナー
初期はごく普通の船や戦車やら男の子好みのプラモデルから始まったのですね。
アニメだけじゃない、緻密なフィギュアの世界
どうしてもキャラクターものの印象のあるフィギュアですが、このような恐竜の世界や自然界の世界も見事に表現しています。
海の波は1枚のプラ板で細波を、水流もプラ材料で泡の感じも手作り。お魚はテグス(透明の糸)で吊っているアナログなお仕事。ミニチュアなので間近で隅々まで見ることができます。
小さい箱にこのような作品がたくさん展示されてます。箱にはガラスで封じられているので写真は撮りにくいですが、全て撮影OK。
映画ジュラシックパークのシーンを彷彿とするビビるシュチュエーションの展示も! たまにこのように剥き出しの展示もされていて360°ディティールをじっくりみることができます。
映画の名シーンをミニチュアで再現
ちょっと大きめのゴジラも細部も間近にみれる至近距離に剥き出しで展示されていました。何か背景を合成して遊びたくなるなあ。
シン・ゴジラの自衛隊との有名な戦闘シーン。ミサイルの軌道と爆発している煙、テグスと綿で表現してます。アナログの表現方法・緻密な手作業には尊敬に値します。
今まで発表・発売されたフィギュアを陳列したコーナーもありました。
そのなかには、アニメ以外のコレクターアイテムも。これは高山寺・鳥獣戯画を立体にした作品。
御朱印のカバーにもなっている有名なこの図案、平面だったものを360°どこから見ても違和感なく再現しています。このフィギュアすっごく欲しい・・。
スター造形師 BOMEさん
スターの多い海洋堂ですが、有名な造形師さんごとのコーナーもあります。海洋堂で唯一お名前を知っていたBOMEさんについてはこちらにもまとめてあります。