オーベルジュホテルのおこもり冬ステイ。部屋に温泉付きが至福、函館大沼 鶴雅リゾート エプイ[宿泊記]

今回の函館旅の目的は、ホテルにおこもりしてゆっくり過ごす事。
そんな感じでリラクシーな雰囲気&サービスがあるホテルが、空港から比較的アクセスしやすい場所に多数あるのが函館の良いところ。

2泊3日旅で、そんなちょっと贅沢な「おこもり系ホテル」2カ所に滞在する予定でしたが、出発のJAL便が欠航になり最初のホテルはたどりつけずキャンセルに。
2日目の今日、ようやく予定通りのもう1カ所のホテルに到着できました。

最寄りのJR大沼公園駅からホテルの送迎サービスもあるけれど、5分程度なら歩いてホテルに向かう方が好きです。
遮断機のない踏切を渡った先は、どんな景色かわからないくらい雪で真っ白だったけど自然豊かな公園の敷地になります。

函館大沼 鶴雅リゾート エプイ

ホテルの敷地に入ってからも延々と庭が続きます。

ここはビジターも利用可能なベーカリーショップやレストランが併設されているオーベルジュ。敷地の1番奥に宿泊棟があらわれました。

雪景色のホテルは、まるで物語にでてくる北欧のお屋敷のようです。雪の女王とか、出てきそうじゃない?

そして一歩足を踏み入れると、ゴシック調デザインのエントランスホールがエレガンス。一気に非・現実的な世界にひきこまれます。思わず「わぁ」って声がでました。

重厚なアンティークさのある館内には、至る所にアート作品やモダンインテリアがさりげなく調和した、イマドキの絶妙なスタイリング。

温泉露天風呂付き ツイン

部屋の中も落ち着いたウッディなアンティーク調でまとめられて、ステキなクラシックホテルに来たかのような錯覚も。

でも実は2016年にホテルを全面フルリニューアルしたばかり。設備や間取りは古びておらず現代的な使いやすさがあります。

一休.comダイヤモンド会員特典

一休.comからの予約だったので、ダイヤモンド特典をいただきました。

エプイの特典はマグボトルプレゼント。ガンメタリックベースにアイヌ紋様のポイントが入ったものをチェックイン時にプレゼントしていただきました。

ホテルのマークもアイヌ風の紋様で、名前の「エプイ」もアイヌ語で樹々の花や実という意味だそうです。

客室備品

フリードリンクコーナーもありますが、あまり利用はしませんでした。なぜならこのホテル、ラウンジには24時間何かしらドリンクサービスがあると、夜にはアルコールのフリーフローがあるからです。これは改めてアップする予定です。

チェックイン後は、館内着とベルベット製のガウンで過ごせます。もちろんレストランもこれでOK。

そのほかに面白かったのは、耳栓などのアメニティ類に混じって胃薬が笑

バスルーム

バスルームは、たっぷりの空間がとられていました。

パウダールームに、シャワーブース(温泉バスタブが別にあるので)、トイレ。

アメニティは、鶴雅リゾートオリジナルのものが一式、オールインワンジェルがあるのが温泉三昧するのにとっても便利でありがたい。

この部屋は温泉付きなので、リネンコーナーは充実しています。

テラスには温泉

温泉は、デッキテラスに。

何人かまとめて入れるんじゃないかと思うくらい大きなバスタブに、昼夜いつでも湯浴みできるよう温度管理された温泉付きとは何と贅沢!

この日は若干消毒の匂いがしましたが(掛け流しでないので仕方ないもの)のぼせない冬の半露天温泉は大好物です。

温泉エリアと外は仕切りがあり、冬でもそこまで寒くありません。
温泉の暖気と外の冷気の寒暖差で立派な「つらら」ができています。翌朝はさらに立派に成長していました。東京に住んでいるとこういうことがいちいち美しいと感動してしまいます。
冬の北海道、大好きだー♡

貸切温泉もあり

温泉はほかに大浴場(ミストサウナ・露天温泉)もありますが、貸切温泉もオススメでした。

例外のお部屋もありますが、実はこのホテルの温泉は露天ばかりなので、冬に限ってはヒートショックが少なからずあるかもなので刺激が苦手な人にはもってこい。

空いていればいつでも利用できる貸切温泉はフロントで鍵をもらい利用します。

青ゆ シウニン

二つの異なる貸切温泉があります。
私はフロントの方の個人的なおすすめという「青ゆ」を利用してみました。

ブルータイルの清々しさがある客室のバスタブよりひとまわり大きい温泉でした。光が差し込む日中の利用だったのでオススメされた理由もわかりました。

黒ゆ クンネ

打たせ湯があるという情報を聞きつけた主人が、夜に「黒ゆ」に行くというので、最初についていって写真だけ撮らせてもらいました。

雰囲気が全然違うシックな温泉。右側に打たせ湯があります。
両方ともアメニティ、リネン類は完備で手ぶらで利用できます。