雲海テラスが有名な星野リゾート、冬はキリリとした「霧氷テラス」へ。 トマム ザ・タワー[宿泊記]

星野リゾート トマムといえば、一番有名なのが「雲海テラス」。しかし残念ながら冬は雲海が出現しないそうです。雲も水蒸気なので冬は凍ってしまい雲の体をなさないそう。

その代わり冬ならではの景色があります。

樹木に氷がまとう「霧氷テラス」

ザ・タワーの19階の客室から見た風景、矢印のところが雲海テラスです。

夕焼けが美しいと聞いていたので行ってみたいと思っていたのですが、施設内巡回バスが1時間に3本しかないので運悪く乗ることができず見ることができませんでした。(施設間は距離があるので歩いて行くというのは難しいです)

冬は宿泊者は無料、X’mas時期だけのライトアップ

クリスマスまでは特別にライトアップされていていつもより長めの18:30まで雲海ゴンドラが動いています。もちろん雲海ゴンドラは宿泊者は無料、チェックイン時にフリーパス券をもらえます。

霧氷テラス/宿泊者無料、ゴンドラ往復料金:大人 2,200円、小学生 1,300円 ※冬期間の料金

ならばと、すっかり暗くなってから行ってみました。かなり上まで上がるのでどんどん寒くなります。あったかい格好はマストです!

頂上にはこの時期だけの異世界

頂上の木々の枝にはびっしりと氷の粒がまとわりついてます。まるで白いクリスマスツリーのよう。

ライトアップの光の色も真っ白なので、上を見上げるとモノトーンの世界に迷い込んでいるようです。色がない世界は魔界感がある。

断崖に設置された「クラウドバー」大人気です!

ただ、椅子など全てが一体化している作りなので、誰かが登り降りするたびに振動が伝わり揺れるのです。なかなかスリリング〜。

クラウドウォークで空中散歩のはずが

斜面にせせりでている丸い吊り橋状の「クラウドウォーク」。

・・・高所恐怖症の勘がはたらき、私はパス、怖くて歩くことができませんでした。旅行すると観光スポットには眺めの良い高所がつきもの。高所恐怖症はほんと損。

枝葉につもった雪の積もり方が、今にも動きそうな積もり方でちょっとおどろおどろしい。

夜の頂上はあたりが暗く、わずかな地上の光が遥か遠くに見えるくらい。景色を楽しむというより、モノトーンの世界を堪能するイメージです。

改めて日中に「霧氷テラス」へ行ってみる

翌日、チェックイン後でもフリーパス券が使えるという事なので荷物を預けて再びいってきました。

チェックイン後の雲海ゴンドラは、夜より空いていました。

ゴンドラに乗りながら後ろを振り返ってみると、あんなに巨大なザ・タワーが遥か遠くに小さく。結構な標高だとわかります。

夜と違ってなんか爽やか!

昼間だと、氷の粒も細かく観察できます。夜のライトアップは違った雰囲気。両方行ってみてよかったなあ。

なぜか昼間のほうが怖くなかった「クラウドバー」でしばし休憩。

断崖ぎりぎりに設置されているのがわかります。

やはり昼でも「クラウドウォーク」を歩くことができなかった・・。飛行機や気球は大丈夫なのに何故だろう?

まだまだ12月は雪がすくないようでもっと白い世界になっていくのかな?

右上に見える施設は、冬は営業していない「クラウドプール」。夏はあそこまで歩いていけるらしいです。でもホームページを見ると、宿泊者でも冬季以外の雲海ゴンドラは有料らしいです。冬は雲海は見れないけど無料なのはちょっと嬉しい。