ベトナム料理 SECRET GARDEN。ホーチミンの隠れ家は、さすが隠れ方の次元が違う[生春巻き3]

この日はランチ抜きだったので、早めにレストランに入ってだらだら飲みながら夕食したいよね〜ということになりました。時間は16時、だけど日本との時差−2時間と考えると体内時計的にもいい感じの夕食時間です。

せっかくなので「ディナー時には満席・待ち時間が発生する」というウワサの有名店に、予約なしでも早々の入店ならすぐ入れるだろう、と推測し行ってみることにします。

シークレットガーデン 

お店の名前は「secret garden」。有名なベトナム料理系レストランで、どこのガイドブックにも掲載されているのでは?と思うほど観光客に大人気のお店らしい。

店のチョイスは主人。

このとき私は、なんの前知識もなくゴハンが食べれるとただ呑気についていくだけでした。

妖しげな入り口へ

大量の電線が複雑に絡まっているのが印象的な古めな建物に連れてかれる・・。

ここだよ。と言われた時「ウソだろ・・」と呆然と立ち尽くす・・。いや、ワクワクもするけどさ。それを見て主人は絶対楽しんでいたと思う。

民家なのかオフィスなのかわからない古いビルです。

何階にあるのかも知らず、看板等もまったくなく。恐る恐る階段をひたすら登るけど、レストランらしきものが見当たらず。分からなくて一度外まで戻ったりもした。

結局、ビルの最上階(屋上)がレストランだと主人が教えてくれたけど、店の入り口もこれってバックヤード裏口にしか見えないよね?!

いや〜、予備知識ゼロで行くと面白いね。

屋上にある、秘密のガーデン

ただ屋上に出ると、それまでのダンジョン感のある道のりも相まって、まさに名前の通り秘密のガーデン感

不安のあとに訪れるちょっとした天国気分を味わえた!

私たちの他には欧米系グループ1組のみ、食事じゃなくてカフェ客のよう。

好きな席を選ばせてもらえたので、風の通る壁際の席を選んでみた。蒸し暑い日なので少しでも涼を求めてしまう。

まずはビール!

いままで氷入りのグラスに注ぐのは(お腹を壊さないため)警戒していたけど、旅も後半になり、そろそろ大丈夫だろうと解禁してみる。サイゴンビール、35K・210円!

※ベトナムのビールはぬるいことが多くて氷を加えて冷やすのがこちらの飲み方らしい。

生春巻きからスタート

まずは、これがないとはじまらない。

単品もあるけど、ラップ&ロールの盛り合わせプレート、250K・1500円。色々なライスペーパー巻きがあって、シーフード派の私もお肉派の主人も満足できた。

3種類のソースがきたけど、左右はなんとなくわかったんだけど、真ん中のグリーンのソースは不思議。聞いたら肉系のものだとか。

あさりの出汁が美味しかった蒸し物、レモングラスを入れると風味がアジアン風になるのね。95K・570円

グリルビーフ。さっきのグリーンソースがまた来た、125K・750円。

シーフードチャーハン、125K・750円。チキンチャーハンもあったけどやっぱりシーフードだよねえ。

どれも日本人の舌に合っていて、一瞬どこにいるのか忘れるくらい違和感なく食べられた。日本のガイドブックを制覇しているのも頷ける。

サンセットしたらオープンエア

キツイ日差しがようやく落ち着く日暮れになったら、スタッフがバタバタと動き、天井のサンシェードを畳み始めた。

そうだった、ここは屋上だった!

日中は、ちょっと落ち着いた雰囲気だったけど

オープンエアに!

ライトアップもして、まわりのビルのネオンなんかも楽しげな雰囲気に一役買ってます。このあたりから続々とお客さんで埋まっていきます。

そして日本人が多い!CAさん風の女子会も見かけました。ここが旅で一番日本人を多く見かけたところかもしれない。

レストルームに席を立ったら、奥にはライトアップされたこんなスペースもあったことに気づいた。

バーカウンターの雰囲気も素敵。壁の朽ちた感じはそのまま活かしたデザインなのだろうか?ちなみにレストルームは綺麗でほっとした。

帰る頃は、数組お客さんが待っていて、やはりピーク時はやっぱり予約が必須かもしれない。

帰りは、入口もライトアップされて、それなりにお店のテイをなしていた。最初のライトアップなしの廃墟感は日中ならではだったな。

ちなみに、食べログベトナム版でも口コミ確認できましたよ。