ぬかびら温泉 山湖荘の囲炉裏でまったり。自家源泉の掛け流し温泉の洞窟風呂は秘湯気分[宿泊記]

十勝旅2日目の宿は、街からちょっと離れた「大雪山国立公園」の中にあるぬかびら温泉郷です。

原生林に囲まれ大自然が保護されている国立公園内にある小さな温泉郷ですが、源泉掛け流しの温泉にこだわっていて、温泉を循環している宿はないそうです。(源泉が高温なので加水して冷ますことはあるみたい)

温泉好きには行ってみたい場所のひとつでした。

山湖荘

8室だけの小さな宿です。

自家源泉の飲める温泉

山湖荘の名物は、地下にある洞窟風呂。しかも宿の自家源泉、さらには掛け流し温泉!

自家源泉なので品質管理されていて、源泉は飲用したり料理にも使われているそう。飲める温泉は希少です。

実際に、玄関先にあるこのヤグラの中に飲用できる源泉が常に流れています。誰でも飲むことができるようになっていました。宿オリジナルの温泉を使用したミストも無人販売されてたり。

ちなみに宿泊者には客室冷蔵庫に冷やした「飲める温泉」が用意されていました。

山小屋にきたような素朴な雰囲気も残しつつ、華やかな暖かさがあるほっとする雰囲気です。床が畳敷きなのが足元が優しくあったかくて地味に良い。

赤い台に置かれているのは女性用の浴衣。先着順で好きなものを選べます。

囲炉裏のある客室

客室がちょっと変わってなかなか面白かったです。

2間の和室で、小上がりになっている奥は寝室用です。

居間がわりの和室には、実際に体験できる囲炉裏付き。
1回分の炭が着火剤付きでセットされていました。せっかくなので夕食後に実際に火をつけてみました。

説明&注意書きを見ながらマッチで火をつけます。
用意されていたマッチは昔懐かしいお店の名前入りマッチ箱。新品が用意されていたということは今も作り続けているのか〜。

鉄瓶で湯をわかしお茶でも飲もうかと。
囲炉裏使用中は換気のため(換気扇もあるけど)窓をあけないといけないので、部屋を温めるというより湯をわかしたり囲炉裏の周辺で暖をとるとかアトラクションみたいな感じ。安全のため炭を追加する延長もできません。

近くにいるだけで体の芯があたたまるのは、これが遠赤外線効果ってものなのか。

こちらが、自家源泉の飲める温泉、冷えてるver.。うっすら味わいが感じられるちょっとコクのある美味しいお味でした。

こちらが、ここの温泉セット。綿入りの半纏というのが北海道らしい笑 ほっこり懐かしい感じです。

ちなみにここは客室内に洗面&トイレはなくて、共同のものを使います。規模の割にはコインランドリーもあったりして冬季のスキー客用だったりするのかな?

洞窟風呂

洞窟風呂は2つあり、男風呂/女風呂とわかれています。(日帰り入浴も可)
しかし20時を過ぎたら宿泊者専用となり、2つどれでも貸切風呂となります。空室になったいたらいつでも入ってOK。

唐傘で華やかな廊下を渡って向かうのですが・・

地下の洞窟風呂への階段の雰囲気はいきなり荒々しく!

形式上男女別ののれんがかかってますが、20時過ぎたら関係なし。

洞窟風呂は、岩盤を掘り進めた本物の洞窟ではなくて、洞窟風に作られたものらしい。(Dランドも手がけられた会社が携わったとかなんとか)でも濡れてしっとりした感じや薄暗さが本物かと錯覚してしまう本物感が漂います。

ドアを開放厳禁なのは大量の湯気が火災警報器に反応してしまうことがあるそうです。
「おおげさな〜」と思って入ってみたら、納得の湯気加減!

温泉というよりこれはミストサウナ
数メートル先が見えないくらい。

入ってみたらなかなかの熱さ!熱いのが得意じゃない私は5分も入っていられず。
源泉が50度以上の高温らしいので、最小限の温度管理(水で薄めるなど)かもしれない。温泉が濃いのは大歓迎です。
少し入って→足湯のルーティーンでミストサウナっぽく楽しむことにしました。

足元を絶えず流れていく掛け流し温泉の湯量、これはぜいたくだわー

なかなかの洞窟っぷりでしょ。
夜も朝もほぼこの暗さです。

男湯の方が若干広かったけど、雰囲気や設備はほぼ一緒。
客室に戻ってもポカポカ感かなり持続してました。

願わくば、腰湯のような湯船の浅いゾーンがあればいいなあと思いました。