紋別オホーツクエリアの旅2日目、次のホテルに向かう前にちょっと時間潰し。
オホーツク流氷館
チェックアウトした「北天の丘あばしり湖鶴雅リゾート」からすぐの天都山の頂上にあるオホーツク流氷館へ。
流氷に興味があるわけでなくて、本当は網走湖、オホーツク海や知床の山並みも360度見渡せるという展望台を目当てにきたけど、山頂はガスって景色なんて数十メートル先から一切見えない悪天候でした。
時間も持て余しそうだし予定してなかったけど同じ館内にある「オホーツク流氷館」にも入場してみました。
オホーツク海流氷の深掘り解説や、クリオネなどの海の生き物の展示などなど。プロジェクションマッピングを多用していて、どちらかというと子供向きかな?
屋上展望台 | 無料、オホーツク流氷館 | 990円/大人
流氷体感テラス
本物の流氷が展示してあり、実際に触れられる-15度の世界へ。冷凍庫みたいなところなのでコートの貸し出しもあります。
濡れたタオルを振ってパリパリに凍らせるしばれ実験をしてきました。(濡れタオルは用意あり)
北きつね牧場
ホテルまでのルート付近にある「道の駅 おんねゆ温泉」に立ち寄ります。
大きな道の駅で、からくり時計や大きな広場があり大賑わい。イベントでもあったのか地元の方々っぽいファミリー層が大集合していました。そのせいか私たちちょっと場違いっぽいかな?
ただ時間は持て余してて、道の駅の「北の大地の水族館」か、隣接する「北きつね牧場」のどちらか1箇所に立ち寄れば、ホテルチェックイン時間にちょうどいい感じっぽい。
さっき魚見たから、今度はキツネでしょう!
道の駅から車で1-2分のキタキツネ牧場へ。
ただ駐車場がガランとしている人気のなさ、かつ時代を感じる外観。すごく不安になるんですけど・・。今日営業しているのかなあ??
ただGoogle Mapの評判はなかなか良いし、恐る恐る入店。
リアル昭和レトロ
入った瞬間びっくり。時代が止まったままの昭和中期の雰囲気!
狙ってない&作ってない正にリアルなTHE 昭和。
1983年オープンだそうで看板やサイン、備品なんかも当時のままのものが多いのかもしれない。ファンシーな木彫りのキツネの木工品なんて実家にありそうだな〜
入場料 | 500円/大人
チケットを購入し牧場へ向かいます。
外は外でなんか不安になるボロさ・・(ゴメンなさい!)ここ大丈夫かな?って心配になります。
ただゲートを抜けると、圧巻のキツネだらけ!
しかも飼い慣らされているから、人間を警戒しないし逃げないし。
ちなみに野生のキツネと違いエキノコックス感染症の対策は万全にされているようで、万が一触れても安心とのこと。こまめにお世話や排泄物の掃除をされていて、人間が歩くルート内は綺麗
しかも園内は私たちだけの貸切状態だ!
岩の上で昼寝中。
向こうからこっちに近づいてきたりするキツネも。これだけいると性格もわかりやすい。
最初は体はガリガリ&毛並みがボロボロで(劣悪な環境で可哀想なのかな?)と思ったけど、夏毛への生え替わりで抜け毛が激しい時期なのと、夏毛のうちは健康でもスリムに見えるのだそうです。
写真を撮られるのも手慣れているのか、カメラ目線の多いこと!
無限に写真撮影に没頭したくなります。
こちらも目線いただきました。仲良しも多くて園内を走り回って元気に遊んでるから、動物好きはずっと見てても飽きないと思う。
タヌキの目線もいただきました!
ここにはキツネとタヌキが一緒にいるのです。タヌキの方が無愛想かな。
いつもお世話をしてくれる園長さんには、かなり懐いているみたいです。
最後まで見送ってくれる子もいたり。
最初の不安はなんだったのかと思うくらい、行って良かったところでした。動物写真を撮るのが好きな人は絶対オススメ。
ただ万人にオススメかは微妙で、古めかしい施設の昭和レトロを楽しめるか否かで人を選ぶのかもしれません。
おまけ鑑賞
リアル昭和レトロなところなので、牧場散策終了後のお土産コーナーもなかなか趣がありました。
昭和中期風の北海道のお土産、木彫りの熊がたくさん展示されています。しかも本気っぽくてスケールの大きいヤツ。高さのある木彫りの熊は約200万なり。
右奥のトドの剥製は125万円。
最後まで意外に見応えがありました。(人によると思うけど)
ところで、最初は誰もお客さんがいなくて不安でしたが、私たちが帰る時には何組もお客さんが来店してました。貸切で牧場を楽しめたのはラッキーだったようです。