最後まで天気の優れなかった2020年冬の沖縄。JALの上級会員・JGCが達成されたら、またゆっくりと沖縄を楽しもう・・。と思っていたけど、しばらく無理そうですね(2021年2月)。
沖縄から北海道までの直行便がない
ANAにはあるみたいなのですが、JALだと国内のどこかで乗り継ぎしないといけません。便数が多くて何かと時間の都合がつきやすいのはやっぱり羽田になります。
単純乗り継ぎはつまらないので、片道航空券+宿泊がセットになった「JALダイナミックパッケージ・片道プラン」を2つ組み合わせて北海道まで向かいます。
JAL片道プランは、GO TOトラベル対象です
羽田便はお昼出発のクラスJ、ホテルは空港から一番近かった蒲田のビジネスホテルをとりました。このとき東京はもうすぐGO TOキャンペーンが禁止になるタイミングだったので、必要最低限の移動になるように「泊まるだけ」に徹します。
セントレアから沖縄に向かう時に乗った「美ら海ジェット」が私たちの直前に離陸。
東京湾を旋回してもうすぐ到着、海ほたるが見えてきました。海ほたるを上空から眺める光景といえば・・・
思い出すのはこの映画の冒頭シーン。ゴジラはここから登場しました〜。ちょっとしたロケ地巡り気分。
無事に到着しました。しかし羽田に到着したら1つミッションが待っています。
羽田空港に着いたら、すぐ病院に行きたい・・
実は、沖縄で壮大にすっ転んで、手の甲にかなり大きなすり傷を作ってしまいました。すぐに最寄りのコンビニで傷を洗って一番大きな絆創膏を買って手当てしたおかげでヒリヒリする痛みは一晩でとれました。
しかし、この日の朝から傷の様子がおかしいのです。
血は止まっているのですが、どんどん体液(?)が絆創膏から溢れてきてしまいます。ちょっと絆創膏で止め切れる量ではなく、てぬぐいをぐるぐる巻きにしてなんとかやり過ごしていました。
(KOROKKEって書いてあるのは、富山に行った時に買ったてぬぐい。コロッケは富山のご当地グルメです)
困ったのは、那覇空港での保安検査場。ブレスレット風に巻いてはみたものの、外さなかったらめちゃめちゃ怪しそうな左手首です。
そこで自主的に外そうとしたら・・絆創膏の粘着部分が体液で溶けて「手」と「手ぬぐい」にくっ付いてチーズのようにべったり癒着しています。職員さんもさすがに「そのままで結構です」とおっしゃってくれましたが・・。
貼っていた絆創膏は、こちらです。
空港内の東京国際空港診療所
たかが擦り傷で、こういったケースに対応してもらえるかわからず、とりあえずクリニックまで行ってみました。
先に言った通り、東京はもうすぐGO TOキャンペーンが禁止になるタイミングだったのもあり、空港利用者がむやみに街中のクリニック(病院)に行くことが躊躇われたのもあります。他の患者さんに警戒されてしまう事も懸念しています。空港内の病院ならスタッフも患者さんも理解があるのかなと思ってのことです。
事前にググって調べていましたが、思ったより奥まったところにあり意外と小さめ。
恐る恐る受付の方に聞いてみたところ、先生は(おそらく)科が違うようですが見てくれるそうです。よかった!
中には数人の患者さんがいましたが、漏れてくる会話からの印象としてはほぼ空港関係者かな?オフモードのツーリストは私だけかも。お一人だけ発熱の相談されていたので、こちら側もきっちり防御。
あまり待たずに順番が周り、自分では怖くて外せなかった絆創膏を外し、傷口と癒着してしまった絆創膏のかけらをピンセットで取り除き、消毒して手当てのアドバイスをもらいました。
傷を綺麗に治したい一心で選んだ湿潤治療のネクスケア(絆創膏)は、人によっては体質に合わず体液が出過ぎてしまうそうです。そのため今後は使用をやめて、大きいガーゼのクラシックな絆創膏をお風呂上がりにでも毎日取り替えて傷口を乾かすように。とのこと。
化膿止めの軟膏を処方してもらい、クリニックのすぐ下の階にあるドラッグストア(コクミン)で絆創膏も改めて購入しました。
大袈裟すぎな気もしますが笑。擦り傷ごときで、って病院行くのが少し後ろめたく感じていましたが、結果見てもらって本当によかったです。今後の旅の不安がひとつ消えました。
しかし傷口をいじったせいで、この日はヒリヒリする痛みでちょっとテンションも落ち気味・・。