雨に濡れた首里城。水を被った焼失資材と相まって、生々しさが際立つ消失感[世界遺産]

お天気に恵まれなかった沖縄ステイです。

宿泊していた「ダブルツリー by ヒルトン那覇首里城」は、首里城にもっとも近いホテルだそうで、徒歩15分ほどで到着しました。高台にあり坂道も多いので歩いてる人はあまりいませんでした。首里城の駐車場は有料ですが320円ほどなので、車で向かうのが気軽だと思います。

首里城の城郭部分は無料で見学できます。

ここから先は焼失した本殿エリアになります。急ごしらえで作ったのでしょうか、捧神門とスロープからは木の良い香りがします。やはりチケットを購入しないと有料エリアの様子は見えません。

入場料400円を購入して入場します。

ご存知のように2019年に焼失しました

約30年の復元工事が2019年に完成し、その年あっという間に焼失してしまった正殿を含む建築。今まで一度も訪れたことはありません。

以前に仲間由紀恵さんが主演した「テンペスト」というドラマ(映画)を見た事があり、首里城がロケ地だったため少しは以前の面影は知っています。(史実でなくフィクション作品)

演者は沖縄出身者オールスターでしたね。

今までの城郭門構えの歴史的情緒のある雰囲気から、入場したとたん異様な光景に。

何もない。あきらかに陽でない「現場」感が漂います。

雨に濡れた燃え残りがやけにリアル

重ねて言いますが、この日は曇天の雨模様。

そして、展示なのか保管なのか、煤けた文化財が生々しく横たわっています。奇しくも雨に濡れた様が、つい先ほどまで炎に包まれ燻っていたような・・まるで消火直後のようにも思えてきます。報道で目にした時の空虚な気持ちがフラッシュバック。

雨の時に訪れると火事の後の生々しさを感じますのでご注意を・・。さすがに焦げ臭さはもうありませんが。

剥き出しの瓦礫以外にも、再利用するためなのか資材も仕分けされて保管されていたり、立入禁止区域では工事が進められていました。

またボランティアの方が仮設テントで何かを洗浄する活動をされていました。

世界遺産を見学するというよりは、焼失事実と復建の様子をライブで見学するという、今ならではの特異な状況。

立ち入り禁止区域も多く、展示の多くは焼失中で何を見たらよいやら気持ちはふわふわ。

有料エリアで人々が一番集まっていたのが、火事を報道を写すテレビ前。ここで見るとさすがのインパクトがあります。テレビがあったのは寄付金を募るコーナーの一角でした。

お土産に正殿の図柄の手ぬぐいを

次回訪れる時はきっと違う風景でしょう。楽しみにしています。