贅沢な濃厚湯が湧きっぱなし。肌質が変わるような「はづ 別館」の源泉掛流し温泉[宿泊記]

はづ別館にチェックインしてすぐに大浴場へ。

私たちがこの日の最初のゲストだったのを確認したので急いで一番風呂を目指し向かいます。

宿には二つの大浴場があり、夜に男女入れ替えになります。チェックインすぐから夜まで女性は内風呂でした。

「鳳液泉」とは湯谷温泉の愛称みたいなもので、この温泉の古い言い伝えからそう呼ばれているようです。この温泉をたびたび利用した高名な仙人さんが、鳳(おおとり)に乗って京都に上り、上様の病を治したとかなんとか。

内風呂ですが見晴らしが良いので露天風呂のような開放感があります。(まだ宿に誰もいなかったのでうつさせてもらいました)

贅沢な湯量がこんこんと流れていて贅沢だなあ。厚くつもった湯の花の結晶が温泉の濃さと歴史を感じます。温泉はやや熱めだけど不思議とゆっくり入っていられます。

湯上がりの休憩所には、ちょっとしたドリンクが置いてありました。

21時からは、露天風呂が女性用に変わります。こちらは「露天風呂」と内風呂の「民芸ヒノキ風呂」の二つの浴槽があるそうです。

なによりも泊まっていた部屋(101号室)からは数十歩で行ける近さ!

ちなみに101号室のあるこのフロアは、この客室と温泉大浴場しかありません。入浴のためたまに人がフロアに降りてくる以外は人気がなく、まるでフロア貸切の感覚がありました。

そんな感じだったので、だれもいないタイミングを図って何度も何度も気兼ねなくゆったり入ることができました。

なにぶん部屋が広く、ちょっと温まりたいなと思ったらすぐに行けるのが最高。

民芸調ので昭和モダンな脱衣所です。なかなかのノスタルジー雰囲気が漂っていて素敵!古い建物なのでたまに来る虫さんはご愛嬌です。

早朝になるとがらっと爽やかな印象に。

内風呂は、天井から竹筒のパイプが伸びた上から源泉温泉がそそぐ変わり浴槽です。

源泉を直で浴びようと欲張ると、熱い源泉で大変な目にあいます。

露天風呂はやや小さめですが、なんといっても川岸ぎりぎりに建っているこの立地。熱めの温度の温泉と、川のそよ風&せせらぎがなんとも気持ち良い。

ここの温泉は本当に底が見えない! この露天風呂も浅めの浴槽のつくりなのですが、慎重に足入れをしないと段差がちょっと怖いくらいなのです。

濃い温泉といわれるゆえんですね。ただ濃さのわりにあまり香りはない温泉です。

どばどばじゃぶじゃぶと源泉温泉が贅沢に注がれて、ざぶんと溢れて流れていくのが川と一体感があってなんとも気持ち良いのでした。

個人的に、湯上がり肌のなんか膜がピンと張るような感覚は、冬のほうがよりありがたみを感じました。