0ユーロ札
シャンティイ城(コンデ美術館)に行った時のミュージアムショップで見つけました。
コンデ美術館はとても素晴らしく、コレクションもたくさんあったのでさぞかし素晴らしい図録やお土産ものがあるだろうと期待してしました。しかし出口付近にあるミュージアムショップは、適当に集めました感のある品揃えでがっくり。
オリジナルのものなどはほとんどなく、よくある観光客向けのチープなものばかりでした。
お城の見学がよかっただけに何か記念のものが欲しくて「何かないか?」と探していたら隅の方に小さい自動販売機を発見。それはシャンティイ城の図柄入りユーロ紙幣の自販機。価格は2ユーロです。
日本のお土産物屋でもよくかける記念コイン製造機みたいなものかな??とその時は思ってました。でも展示されてた紙幣見本はなかなかの出来栄え。
安いし、これを記念に買ってみることにしました。
ニセ札っぷりにビビる
2ユーロを投入すると、まるで自販機からお釣りが出てくるようにそのまま裸の状態で出てきました・・。肌触り、透かし、印刷・ホログラム。本物っぽいニセ札感がすごい!

ほんとによくできてる笑
よーく見るとグラデーションや絵にEUROSOUVENIR ZEROEUROと連続で極小文字が図柄の模様になってます。ユーロ札に慣れていないと使ってしまいそうなクオリティ。
チープ感も全然ないし、良い記念品が買えて良かった。
なんとヨーロッパ中央銀行認可のオフィシャルユーロ紙幣=本物
でも「無駄にクオリティが良すぎて不思議」と思って帰国してから調べたところ、なんと!ヨーロッパ中央銀行(ECB)が認可しているオフィシャル紙幣と判明。
要はニセ札ではないということらしい。
でも0ユーロでなので買い物なんかはできず笑 オフィシャルのおふざけがオシャレだなあ。
どうやらユーロ圏内の有名観光地でいくつかシリーズが発行されているらしく、エッフェル島、コロッセオ、ガウディなどの図柄があるそうです。(特にフランスとドイツで種類が多そう)高額取引されているレアなものもあるらしい。

イギリスのビックベンもあるようなのですが、ユーロ脱退後はどうなったのかな?
日本のオークションサイトを覗いたらコミック風の楽しい図柄紙幣など観光地だけでなくかなりの種類がありました。そんなの見たら次に旅する時にも見つけるのが楽しみになってしいそうです。