シャンティイ〜センリスまで1day trip② シャンティイ城&コンデ美術館とクレームシャンティイ

シャンティイ城の入場料は、「庭園+美術館(城)+日本語オーディオガイド付」に、すぐそばの「馬の博物館」がセットになって16€。時間がない方は単品入場券もあります。

遺言により門外不出の美術コレクションがあるコンデ美術館

シャンティイ城は現在美術館として使われています。

ただ城の建物を利用しただけの(ルーブルみたいな)美術館でなく、歴代の城主コンデ公がコレクションした美術品を当時のまま(1898年〜)一切変えず展示をし続けています。またかつての城主の遺志により作品の貸出しは一切禁止展示位置の変更禁止という個性際立つ美術館なのです。

当時ままの装飾家具で、在りし日の雰囲気も感じられます。森の中の城なので、モチーフに狩猟や動物(犬・猿多し)植物が多く見られました。

所狭しと展示された絵画の部屋。狭そうに見えますが、絵画の密度が高く見応えのある部屋です。

中央で人々が鑑賞しているのはプッサンによる宗教画の有名テーマ「幼児虐待」。他にも名だたる作家の作品がたくさんあります。これらは門外不出、ここでしか見れません。

他にも緻密な写本の部屋、肖像画や宝石の小部屋などたくさんの展示品があります。また城のしつらえ・インテリアなど見応えが想像以上で思ったより時間を費やしてしまいました。

「クレーム・シャンティイ」ホイップクリームはこの城の厨房が発祥

こんな1758年当時のメニュー表なども残っています。今見ても手書きの素敵なデザイン。

たびたび要人を招いていたようで、このようなメニュー表や食器の数々も展示されていました。ここのシェフがホイップクリームを最初に考えたとされ、フランスでは生クリームのことを「クレームシャンティイ」とも呼ばれています。

もちろん発祥であるここで食べることができ、敷地内に2箇所あります。

  • 城内のレストラン 出口付近にあり立地良し。待ち時間ありで大人気。かつての厨房。
  • 庭園にあるレストラン 庭園を15分ほど歩いたところにあるカフェ風の田舎建物。

これから庭園散策をするのでとっても混んでいる城内レストランは見送ります。

マリー・アントワネットの「プチトリアノンの村里」のモデルになった庭園

華美すぎない美しい左右対象の噴水。ベルサイユ宮殿でアントワネットが田舎の村風庭園をつくりましたが、この庭園がモデルになったそうです。奥に進むと類似点が見えてきます。

きれいに整備された小道をレストランに向け進みます。

まさにアントワネットの村里のような小川や白鳥のいる風景になってきました。右手に見える水車のある小屋がレストランです。

「Restaurant du Hameau」でランチコース。鴨もやってきた

こちらが本日のメニュー表。クレームシャンティイを含むコースランチは一番安い22€にしましたが、日本人女性にはこれで十分すぎる量です。暑いので5€のビールも追加。

小屋は厨房で、外のテントでの食事になります。チープなプラ製のテーブルセットですが素晴らしい風景で相殺。混んでいる城内じゃなくてこちらにして良かった!

かの貴族時代もこんな感じでガーデンランチしてたんだろうな・・。

足元すぐそばまで鴨たちがきました! 愛嬌を振りまき鳴いて私にパンのおねだりしてきます。愛い愛い♡これで高めランチの元がとれた気がする! (オーダーが鴨料理じゃなくてよかった・・)

ちょっと雑な盛り付けだけど笑、これがクレームシャンティ。ケーキかアイスか選べました。たっぷりのってます。甘すぎず想像よりもったり密度がある感じ。濃厚だけど冷やしてあるのでしつこさがなく美味しい!

エネルギーチャージしたらシャンティイ城をあとにして、隣接する馬の博物館に向かいます。

城好きなら、観光客だらけで雰囲気のないベルサイユ宮殿より、シャンティイのほうが断然来るべきと思います!